ヘルプマークを知ってほしい
2020/12/29
バッグにつける白い十字の赤いキーホルダー「ヘルプマーク」の普及はなかなか進んでいないのが実情です。
バッグやベルトにつけて着用していることで緊急時に適切な対応を受けられるという画期的なアイテムのはずが、知名度がなくて困ってしまう場合があります。
■内部疾患がある人は使うことをお願いします
義足、人工関節、内部障がい、精神障がい、知的障がいのある方が利用することができるヘルプマークは各市町村自治体の窓口で受け取ることができます。
「ヘルプマークを使いたい」とお願いすれば無料で受け取ることができます。
申請書などは特に要りませんし、その場で交付してくれます。
■遠慮せず着用することをお願いします
知名度が低いからと着用を諦めてしまう方もいますが、使うことで認知度が高まるので着用しておくことをお願いします。
使っている方は「信号を一緒にわたってほしい」「障害があるので書類を一緒に書いてほしい」「電車で席を譲ってほしい」など些細なことかもしれませんがヘルプマークを利用してお願いしています。
相手が自分の期待に応えてくれるかはわかりませんがヘルプマークを持って説明することでお守り代わりになっています。
■ヘルプマークを使って「助けたい」「助けてほしい」が叶う社会を目指したい
困っている人がいたら助けたいと思う方も勿論います。
でも「何か困っていることはありますか」の一言を発するのに勇気が必要な人もいます。
それと同時に「助けて欲しいのに」という人もいます。
その問題を解決するために生まれたヘルプカードをもっと使って障害のある人たちがハッピーになる社会を目指すため、積極的に使ってくださいね。
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