「働く」という夢を叶えるには
2020/07/13
対人関係が苦手だったり、物事に対して強いこだわりを持つ特徴があるのが発達障害です。
そのような周囲とのコミュニケーションをうまく作り上げにくい障害を持っていても、多くの人が「仕事をしたい!」という夢を持っています。
その夢を叶えるためには本人の努力だけではなく、周囲の手助けや理解、環境づくりが不可欠です。
■仕事をマニュアル化しよう
「働きたい」という夢に対して、障害者本人ができることは仕事のルーティンをマニュアル化をすることです。
発達障害の方はルール化されている物事に対してはきっちりできるのが強みです。
そのため、その強みを活かせるように、物事の手順や細かい指示など明確にルール化することが重要になってきます。
■周囲の人はまずは本人のことを理解してあげることが一番
発達障害者の方の夢を叶えるには、周囲の手助けも必要不可欠です。
まず、家族や周囲の人は仕事内容が複雑すぎない職種など本人に合った仕事を探すことから始めましょう。
職場では同僚や上司になる人がまず本人が何が出来て、何が出来ないのか、一番最初に把握してくれるだけで本人の気持ちはずいぶん軽くなるはずです。
■「自分に出来ること」に着目しましょう
「仕事をしたい」という夢を持つ発達障害者の方でも、決まったことはしっかりこなすという強みを活かしてルーティンのルール化をすることや家族や同僚、上司など周囲の理解と手助けがあれば、きっと本人に合う仕事が見つかるはずです。
周囲との対人関係がうまく作れないことに着目しすぎず、本人や周囲が「出来ること」に着目することできっとその夢も叶えられるでしょう。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
理想的な社会にするためには!障害者が光り輝く未来に向けて
障害者にとって住みやすい街をつくりあげることは、日本が発展していくためにも必要不 …
-
-
親が子供の自立をサポートするときの心構え
「心配だから何でもやってあげなきゃいけない」「自分たちが付いていないと怖い」と、 …
-
-
【知人の悩みを紹介】感音性難聴の子
感音性難聴の子をもつ母です。 まだ、9ヶ月なので 全てが未知の世界です。 分から …
-
-
仕事量や責任感が増すと、不安感も増す?
社会人としてキャリアを重ねてくると、それに伴って仕事量や責任感が増します。やるべ …
-
-
障がい者同士のカップルの形
楽しさや辛さを共有しやすいという理由で、障がい者同士でカップルになることは珍しく …
-
-
障がい者に向けた支援
国や地方の自治体、企業によって、障がい者が働いていくための支援が行われています。 …
-
-
障がい者の恋愛や結婚に大切なスタンス
恋愛や結婚に興味があるのは、ごくごく自然な事です。ハンディキャップを抱えているか …
-
-
トラブル回避の為の周囲への告知
息子が参加した韓国の仁川にアジアパラ大会は2週間、日本を離れチームメイトと 過ご …
-
-
障がい者に恋愛は難しいのか
障がい者の中には、「恋愛をしたいけれど出会いが無い」と早々に諦めている人が多いで …
-
-
視覚障害者への安全な声掛けのコツ
目が不自由な人は視覚による情報が得られないことで、見えている人に比べて日常生活で …
- PREV
- 夏でもさらっと快適に!熱をため込まないグッズとは?
- NEXT
- 自分に合ったパラスポーツを探す方法