介助犬と暮らすにはどうすればよい?貸与の条件について解説
2023/01/31

障がい者の手助けをする介助犬。介助犬と一緒に利用できる施設は、公共交通機関や病院などに多く存在しています。したがって、障がい者と一緒に行動する介助犬を街で見かけたことがあるかもしれません。そして、生活をサポートしてくれる介助犬に興味をもった方もいるのではないでしょうか。今回は、介助犬を借りるための条件やどのような役割があるのかについてまとめました。
介助犬とは
介助犬とは、障がい者の日常生活における動作を補助するために訓練された犬のことです。落とした物を拾ったり、あらかじめ指示した物を持ってきたりといった役割があります。
介助犬貸与の条件
実は、介助犬を借りるためにはいくつかの条件を突破する必要があります。その1つが、身体機能に一定以上の障がいがある方に交付される身体障害者手帳を持っていることです。また、18歳以上で自立と積極的な社会参加を目的としているかどうかも条件です。なお、自治体にもよりますが、65歳以上について借用が認められていないところもあります。
介助犬と暮らすには、障害者手帳が必須!
介助犬は、障がい者の方の人生を豊かにしてくれるパートナーと言えます。なぜなら、不安が解消されるなどといったさまざまなよい効果が生まれるからです。ただし、介助犬は、障害者手帳を所持していない場合、残念ながら借りることができません。障害者手帳の交付申請がまだの方は、前もって行っておくことをおすすめします。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
コミュニケーションの問題はどう解決する?
■コミュニケーションの問題はボードを利用して 言語の障害があると、コミュニケー …
-
-
障がい者に長く働いてもらうための心がけ
日本では「障害者雇用促進法」という法律のもと、障害者雇用を実施している企業が多く …
-
-
できないことを人に頼むことが、自立して働くということ
いろいろな障がいを持っている人がいますが、その障がいのためにできないことがあり、 …
-
-
北海道の障害者向けスポーツイベント
一昔前と比べて、現在では障がい者でも気軽に楽しめるイベントが増えてきています。 …
-
-
外国人と日本人の意識の違い
海外では、障がい者が暮らしやすい仕組みが整っていると最近テレビ番組を通して知りま …
-
-
障がい者の恋愛
障がいのある人が恋愛をするときに、残念ながらあらゆることが引っかかるのだと思い …
-
-
パラスポーツを楽しもう
■車いすバスケットボールの魅力 私が最近ハマっているのが、車いすバスケットボー …
-
-
障がいのある人だけでなく家族も暮らしやすい最新バリアフリー
バリアフリー住宅というと障がいのある人や高齢者をイメージしますが新築、改装すると …
-
-
自治体の自立支援サービス
障がい者が住み慣れた街で安心して暮らすための障害保険福祉施策には、自立支援給付 …
-
-
健康であるためには睡眠を重要視すべき
障がいがある人もない人も、心身ともに自分自身が健康であることを願っています。自分 …
- PREV
- 日常生活の利便性がアップするお得なサービスとは?
- NEXT
- 障がい者の雇用における給料事情