障害を乗り越えて活躍する
2022/02/21
障害を乗り越える、そんな言葉はあり得ないという人もいます。障害は、なくならないからです。しかし、五体不満足の乙武氏は、その障害を乗り越えようと常にポジティブに活動されています。この方はもともとあった障害ですが、常にもっともっとという向上心で前に進んでいく姿を公開されているので、いつも勇気づけられます。
障害とともに生きる
自分のありのままの姿をどう生かすかは、自分の努力次第です。そんな強い力を見せてくれるのが五体不満足の著者でもある乙武氏です。
彼は、生まれつきの障がいですが、その障がいは周りから見るととても大変だと感じずにはいられません。しかし、いつも前向きで強い志を持っている乙武氏に考えさせられることはたくさんあります。
彼は教育現場で活躍されていますが、実体験で感じたことが今の彼の教育論に反映されているので、その説得力はかなりあると思います。
現在は、義足を装着して歩行するプロジェクトをされていますが、これが成功すると、誰だって努力すれば報われる、可能性は無限大ということが実感できるのではないでしょうか。
障害者を生きるということ
障がいを持つということは、ない人にとっては想像もできません。しかしながら、それが自分の姿であり、ないものねだりをしても仕方がありません。そのため、今のままの自分を受け入れるということがまず重要です。そして受け入れた上で、何ができるか、それを常に考え、実践し、前進していくしかないのではないでしょうか。
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