障がい者がビジネスしやすい環境づくりが進む
2021/10/02
障害者は、働きたいと思っても雇用や環境の面で厳しく、働き先が見つからないという声も多くあります。そこで、近年企業も障害者の雇用に関して、従来にはない雇用形態や環境を整えることで障がい者の雇用を促進しています。そして、個人が持っている能力を最大限に発揮し、企業の価値を高めることができることに成功したところも多くあります。
新しい働き方
企業が障がい者の雇用を高めるための努力として取り組み始めているのがニーズに合った働き方です。障がいの内容によって長時間勤務が難しい人、毎日の出勤が難しい人などがいます。そこで、それぞれの事情を考え、短時間勤務、在宅ワークなど個性に合わせた勤務時間をビジネスの中に取り入れることで雇用を生み出しています。
障がい者が働きやすい環境
もう1つの対策が働きやすい環境づくりです。バリアフリーの通路、視覚や聴覚の補助をするための道具などを積極的に取り入れ、個々の弱みを改善できる対策をしています。ICT機器の導入を積極的に進める企業も多くあります。
環境が新しい人材を発掘
これまで障がい者雇用に積極的ではなかった企業も、近年、個性を理解することによって新しい人材の発掘が可能である点に気づき、多くの企業が採用を始めています。個々の能力が足りていない部分は企業のビジネスモデルを変化させることによって対応することができることが分かってきました。周囲や企業の理解に伴い、障がいを抱えていても働ける世界が実現してきています。
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