ゆったり着られるデザインが理想的
今年で還暦を迎えた私は、人生のちょうど半分を障がい者として生きたことになります。私は変形性股関節症を煩っており、手術後も悪い足(右足)のほうに体が傾きます。
そのため、体型がハッキリするデザインではなく、ゆったり着られる衣服が理想的です。また、ズボンのウエスト部分が「総ゴム」タイプだと融通が利くので嬉しいですね。これは、ふっくら体型とスリム体型の人、両方に重宝します。
ふっくら体型の人は、ゴムが伸びるので多少融通が利きます。一方、スリム体型の人はウエストのゴム部分をつまんで調整できます。ウエスト部分にお肉が付いてきたら、つまんだズボンの糸をほどけるので便利ですね。
加齢とともに腰が曲がるようになり、ここ数年のうちにかなり前掲姿勢になりました。そのため、丈の短い上着を着ると背中が丸見えになるという、思わぬアクシデントに見舞われています。
そうならないためには長めの上着が重宝します。さらに、腰が曲がってからは、上着の肩パットが合わなくなりました。そのため、手持ちの上着に付いている肩パットはすべて取り除いています。
このように、自分でリフォームしても差し支えのない形状だと有り難いですね。もう、何年も新しい洋服を買っていませんが、今後、購入する機会があれば、ゆったり目のサイズでシルエットが気にならないデザインを選びたいと思います。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
害者手帳の種類って??
身体障害と知的障害の両方があると 障害者手帳はどのようになるのだろう??
-
障がい者に恋愛は難しいのか
障がい者の中には、「恋愛をしたいけれど出会いが無い」と早々に諦めている人が多いで …
-
発達障害を抱える方々が最近増えてきている?
近年、発達障害を抱える方々が増えてきている、と言われています。なぜ一昔前に比べて …
-
何十年ぶりに利用した電車で座席の確保に苦労した
私は、変形性股関節症により障害者手帳(2種4級)を取得しています。ふだんの移動は …
-
働く障がい者が抱えている社会的課題とは何か
障がい者を雇う事は、障がい者本人だけでなく会社にとっても企業価値を上げたり、多様 …
-
ADHDの方々は得意と不得意がクッキリ分かれています
注意欠如・多動症(ADHD)とは、不注意、多動性、衝動性といった症状が見られる障 …
-
視覚障がい者でも遊べるボードゲーム
一般的なボードゲームは、イラストや文字が描かれたカードやパーツを使用して遊ぶもの …
-
障がいがあっても生き生きと暮らすことを目指そう
障がいについて悩み始めると、色んなことが不安になって手に付かなくなるという人も …
-
心と身体のためにしっかりと睡眠を取ろう
障害者の方は普段の生活に不便を感じていることもあるでしょう。そのせいで、心や身体 …
-
仲間で情報を共有する大切さ
私が変形性股関節症の手術を受けたのは、たしか1989年だったと思います。 当時3 …
- PREV
- 見えないことが強さに変わる、視覚障害者柔道
- NEXT
- ディスレクシアのトレーニングを学べるイベント