会員登録は無料です。
登録すると記事投稿やコメントができるようになります。

ナレバリ -情報にもバリアフリーを-

障がい者とその家族、関係者の持つ情報はバリアフリーに!

障がい者として生きる子供への接し方

      2021/08/22


発達障害を抱えている子供は、生涯にわたりその発達障害と生きていく必要があり、生活の中で不便さを感じることが多々あります。発達障害の子供への接し方には注意が必要なことも多いです。家や学校で日常生活をスムーズにするための声がけにはどのようなものがあるでしょうか。ここでは、発達障害を抱える子供に伝わりやすい声がけを紹介します。

具体的な指示を出す

発達障害の子供に、「あれやって」という指示語は通じません。相手の気持ちを汲み取ることも苦手なため、こちらの意図が通らず親がイライラしてしまうことが多いでしょう。支持を出すときには具体的に端的に伝えることが重要です。例えば、手を洗うときには、「手を洗って」というのではなく、「石鹸を手にとって、ゴシゴシして、水で流す」という流れをスモールステップで教えます。

見通しを示す

急な予定変更は、先が見えないため不安になる発達障害の子供。ルーティンをこなすことは得意でも、慣れないイベントは苦手ではないでしょうか。事前にシミュレーションをしたり、イベントに関する絵本を読んで事前準備をすると、当日がとてもスムーズになります。

発達障害の子供とのコミュニケーションは、準備と的確な指示が必要です。

発達障害の子供とのお出かけややって欲しいことを遂行させるには、準備が欠かせません。指示する時には、わかりやすいように小さなステップに分け、的確で簡潔な指示を出すことが重要です。イレギュラーなことに不安を感じる子供には、事前に行く場所や行うことのシミュレーションや関連した情報を手に入れておくなどの準備でスムーズになります。

 - 【相談ひろば】  投稿者: yuzy711

ナレバリコミュニティ

有料バナー

Message

  関連記事

障害者が仕事をしやすくする業務切り出しの3手順

「障害者雇用をしてみたいが、任せられる業務を見極められない」こんな悩みはないでし …

病院に通う毎日を応援してくれる医療従事者の女性のイメージ画像。情報にもバリアフリーを。障がい者とその関係者のコミュニティ、情報サイト。ナレバリ
障がい者手帳の更新でセカンドオピニオンを利用する選択肢もある

 障がい者にとって障がい者手帳に記載される等級は福祉サービスの内容を左右するため …

ポジティブシンキングで障がいを乗り越える

障がいを持っていると、常識や人の感情がわからないことで生きづらさを感じる場合があ …

夢を叶えるまでの到達のステップを表現した画像。情報にもバリアフリーを。障がい者とその関係者のコミュニティ、情報サイト。ナレバリ
夢は叶えるものではなくチャレンジから始めるもの

■夢は諦める必要はない  夢があるのは良いことだ、とはいいますが、実際に現実にで …

視覚障害者のためのブラインドメイク

ブラインドメイクとは、視覚に障害を持っている人が鏡を見ずに自分自身で化粧を行う技 …

障がい者との適切なコミュニケーションの取り方

障がい者を社会人として迎え入れるにあたって、準備の仕方や心構えを知りたいと考えて …

障がい者と健常者との違いを体験してみよう

施設内の段差だったり街中の音だったり、健常者と障がい者では感じ方が異なることはた …

no image
24時間テレビを観て

昨日、一昨日と24時間テレビがやってて、最後の方で募金金額の発表があったけど 2 …

障がい者の恋愛事情

「障害のある自分は恋愛をしてはいけない」と思い込んでいる人は多いです。相手に迷惑 …

バリアフリー対策をしていない階段や段差のあるところで車椅子を補助している人たちの様子
バリアフリー本来の意味を考える

■障がい者目線が大事  肢体不自由な障がい者には、ちょっとした段差や階段があるだ …