障がい者が働くために必要なこと
2022/02/10

障がい者が働くということは、簡単なことではありません。それでも、周囲の人が協力することによって障がい者ものびのびと活躍できるようになるのです。しかし、実際にはどのようなことを心がければいいのでしょうか。ここでは、障がい者と一緒に働く時に必要なことや、互いにポジティブになれる方法について詳しく解説します。
相談しやすい雰囲気を作る
障がい者のなかには、悩みや不安があってもなかなか周囲に相談できないという人もいます。周囲は、日頃から気軽に相談しやすい環境を作ることも大切です。休憩時間やランチタイムを利用し、困ったことやわからない箇所について、積極的に聞くようにするといいでしょう。また、障がいによっては一度に多くのことを質問すると混乱する可能性があります。質問する時には、要点を絞るようにしましょう。声をかける時には、笑顔を心がけるようにすれば障がい者の負担も軽くなります。職場の雰囲気が和めば、互いにポジティブな気持ちで働けるようになります。
障がい者と接する時に大切なこと
障がい者にとって働きやすい職場にするかどうかは、一緒に働く人の接し方が大きく関係します。特に、社員が多い場合は萎縮してしまう障がい者もいます。大切なのは、気軽に声をかけやすい職場作りをすることです。悩みを積極的に聞いたり、常に笑顔で接することにより、障がい者や健常者にとっても働きやすい職場になります。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
仲間で情報を共有する大切さ
私が変形性股関節症の手術を受けたのは、たしか1989年だったと思います。 当時3 …
-
-
スケジュール管理が苦手な人は視覚的に確認できる方法を!
時間の流れがわからず人を待たせてしまったり、大切な約束を忘れてしまって信用を失 …
-
-
障害者が一つの職場で長く働くための心得について
仕事は日々の暮らしの糧を得る他、社会性を保つ意味もあります。障害者も例外ではなく …
-
-
障害者の人が抱く不安と解決方法
障害を抱えている人は健康な人と同じような生活を送るのは難しく、生きていく中で様々 …
-
-
コロナ禍の中でも働くことを生きがいにして頑張りたい
人間は健常者障がい者に限らず、どんな人でも生きていくのに一生懸命仕事をします。自 …
-
-
双極性障害の青年が日々感じる生きづらさ
■双極性障害を抱えながらの就労について 僕は双極性障害一型を患っている当事者で …
-
-
障がい者が働く場を提供する就労支援 ~障がい者の就労環境改善への期待~
軽度の障がい者であっても働ける場は限られており、行政機関や民間企業による積極的 …
-
-
障がい者の恋愛や結婚に大切なスタンス
恋愛や結婚に興味があるのは、ごくごく自然な事です。ハンディキャップを抱えているか …
-
-
息子が泣きながら帰ってきた
私の息子は内臓に障害があり、自分で治療をしながら生活を行っています。自分で注射を …
-
-
何十年ぶりに利用した電車で座席の確保に苦労した
私は、変形性股関節症により障害者手帳(2種4級)を取得しています。ふだんの移動は …