企業の障害者雇用に対する世界と日本の差
2022/04/10
障害者の社会進出をサポートするために、企業における障害者の雇用を促す法律を定める国が増えています。日本でも同様に障害者雇用政策という形で取り組みは行われていますが、先進国の中でも対応が遅れているのが実情です。今回は、障害者雇用における日本と世界の違いや今後の課題について詳しく解説していきます。
世界の障碍者雇用の実情
先進国の中でも特に力を入れているドイツやフランスでは従業員20人以上に対して障がい者の雇用率は5%前後と言われています。一方日本は従業員45人に対して障がい者の採用率はわずか2.2%程度です。
対策が遅れている理由
障がい者の雇用率の海外との差が開いている理由の一つが環境の違いです。時代の移り変わりの中で公共施設のバリアフリー化は進んでいますが、企業で完全にバリアフリー化ができているのは数%程度と言われています。障がい者の人が他の従業員と同じように通勤して仕事ができる環境が整っていないため、積極的な採用に踏み切れないのが実情です。
国のサポートによるバリアフリー化の推進
従業員が快適に仕事ができる環境作りという点において、日本企業は海外に比べて大きく後れを取っているのは否めません。企業の障がい者の採用率を上げるには、安全かつ快適に仕事ができる環境作りが必要と言えます。自己資金でのバリアフリー化が難しい企業に支援金を出すなど、国が主導となって環境を変えるサポートをしていかなくてはいけません。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
心と身体のためにしっかりと睡眠を取ろう
障害者の方は普段の生活に不便を感じていることもあるでしょう。そのせいで、心や身体 …
-
-
時代の流れと共に新しい仕事が続々と生まれてきました
いわゆるイノベーションによって、新しい仕事がドンドンと生まれ始めています。昭和の …
-
-
仲間で情報を共有する大切さ
私が変形性股関節症の手術を受けたのは、たしか1989年だったと思います。 当時3 …
-
-
精神障害者は、自分の病気の専門書を読むことが大切
■自分の病気の専門書を読む うつ病や双極性障害などの精神障害者は、回復過程で自 …
-
-
障がい者と恋愛関係を結ぶということ
恋愛は、愛する者同士が関係を築く個人的なものです。二人の深い絆の間には、他者が立 …
-
-
双極性障害の青年が日々感じる生きづらさ
■双極性障害を抱えながらの就労について 僕は双極性障害一型を患っている当事者で …
-
-
障害者と家族を助けるバリアフリー化補助金
ある日突然、大切な家族が誰かの支えがないと生活することが困難になってしまった場 …
-
-
車椅子生活で感じる日常の不便さ
■電車を利用する時の車椅子ならではの苦労 私は20代の時に交通事故で下半身が麻 …
-
-
大人の発達障害への誤解はまだまだ山積しています
大人の発達障害という問題が、ようやく社会的に広く知られるようになりました。一昔前 …
-
-
障がい者が取得できる資格を紹介
資格は仕事に活かすことができたり、ステータスになったりといったメリットがあります …
- PREV
- 障がい者と健常者との違いを体験してみよう
- NEXT
- 障害者がお仕事を探すヒント