異常な気遣いは返って困る
■すべて手を差し伸べることを求めていない
障がい者に手を差し伸べる際に、心の片隅にでもいいので気にしていてほしいことがあります。
視覚障がい者は、自宅ではどこに何があるかほぼすべて把握していますので、手伝ってもらうことなく本人自ら行動することができます。
しかし、外に出るとそういう訳にはいきません。どうしても他の人の助けが必要になります。
例えば、駅の階段、公衆トイレ、会議の部屋や席までの誘導、そして目の前に障害物はないのか。電柱、出っ張り等々。
一人でできないことを手助けしてもらえることは本当にありがたいことですが、すべてを手伝ってもらうことを望んでいるわけではありません。
■自分でできることは自分でやりたい
視覚障がい者に限らず自分でできることは自分でやりたいと思っています。ところが手を差し伸べた方は何もかもしてあげようと思い、それにより障がい者はかえって困ってしまうことがあります。
障がい者は、自分でできることに対して「これは自分でできます」とお断りすることができないのです。
手を差し伸べている方が障がい者の行動を観察し、「これをしてほしいんだな」、「これは本人ができることだな」ということを見極めることが大切です。このちょっとした気遣いをして貰えるだけで、お互い幸せな気持ちになります。
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