街のバリアフリーと心のバリアフリー
2021/01/07
手すりやフラットの床など生活の中で障がい者や高齢者が日常生活をスムーズに過ごせるような、バリアフリー設備は施設だけでなく街中にも増えてきましたが、最近では心のバリアフリーへの取り組みも広がっています。
■街中のバリアフリー
公共交通機関や道路、建物などがありますが、歩道や建物に段差や、路上の放置自転車や車いすのままでは押せない位置にあるエレベーターのボタンなど物理的なバリアが多くあります。
車いすや杖をついている人が歩きやすいように歩道の段差をなめらかにしたり、建物に入りやすいスロープをつけたり、放置自転車を撤去するために駐輪場を設置したりとバリアフリー化の取り組みが街中でも行われています。
■心のバリアフリー
心のバリアフリーは街中の交通期間や建物の中で障がい者や高齢者が困っている時に、声をかけやサポートができるような心の障害をなくすことを目指しています。
・心のバリアフリーについて(外部リンク)
www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/udsuisin/program.html
※首相官邸ホームページより
交通機関で席を譲ったり、車いすの人がエレベーターに乗ろうとしていたら優先して利用してもらったりすることも心のバリアフリーです。
■バリアフリーは相互理解が必要です
障がい者や高齢者が何に困っているのか、どんなことが障害になるのか健常者に想像できないことはたくさんあります。
お互いに声をかけあって、適切な情報を伝え合うことで街の中や心もバリアフリーが進んでいきます。
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