障害者を雇用する際に利用したい助成金

障害者であっても「働きたい」と考える人は多く、彼らを雇用する企業が増えるように様々な助成金が設けられています。
例えば雇用する側にとっても、障害者を受け入れるということは不安に感じることも多いものです。そこでトライアル雇用制度を利用すれば、3か月を上限としてお互いの適正を試すことが出来ます。
このトライアル期間は事業主から労働者に賃金が支払われますが、事業主に対しては試行雇用奨励金といったものが支払われます。
この制度はハローワークを利用することが前提となっています。
今まで障害者雇用を行ったことがない中小企業に対して行われている助成金もあります。
障害者ファースト・ステップ奨励金がこれにあたり、中小企業が雇い入れる初めての障害者に対して、100万円が支給されるというものです。
56人~300人規模の中小企業である・ハローワークの紹介である・雇用保険の適用事業主であるなど条件はありますが、中小企業が障害者雇用を考えているのであれば利用したい制度といえるでしょう。
他にも、最長3年まで利用できる特例子会社等設立促進助成金や、障害者手帳を取得していない人を雇用する場合でも利用できる発達障害者雇用開発助成金 ・難治性疾患患者雇用開発助成金といったものもあります。
多くの助成金はハローワークを通じて行われているので、詳しく知りたい人はハローワークで聞いてみることがおすすめです。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
SNSの利用における困りごと
■情報収集に便利なSNS 障がい者のための便利グッズや福祉サービスの情報は病院 …
-
-
障害者が働く上での日本と世界の違いとは
世界と比べた場合に、日本は障がい者の社会進出が遅れていると言われることがよくあり …
-
-
サークルに参加して心の健康を保とう
人間は誰でも悩みがあるといいますが、健常者には決して分からない悩みを持っている障 …
-
-
障がい者の方達はどんな仕事をしている?人気の職種を紹介!
自分が就職できるのか、不安に感じている障がい者の方もいるのではないでしょうか。障 …
-
-
フィクションを通して見る障がい者とは
テレビドラマや映画を通して、障がい者について取り上げることはとても大切なことだと …
-
-
障がい者がイベントを開く方法
障がい者が主催するイベントを開催したいと考えている人もいるでしょう。 健常者 …
-
-
尊敬する人を聞かれたときの答え方
障がい者が面接のときに、面接官から尊敬する人を聞かれたときには、どんな人のこと …
-
-
仲間で情報を共有する大切さ
私が変形性股関節症の手術を受けたのは、たしか1989年だったと思います。 当時3 …
-
-
仕事を通して生活のモチベーションを上げよう
障がい者は仕事をしたいと思っても難しく、あきらめてしまうこともよくあります。しか …
-
-
集中力を上げるためにできること
ちょっとしたミスが大きなトラブルに繋がりかねないデリケートな作業をする際は、やは …
- PREV
- 障害者が活躍できる会社について知ろう
- NEXT
- バリアフリー体験を共有できるアプリ