障がい者が仕事を行う上でできること
2022/03/08
障がい者雇用が浸透してきましたが、一般の雇用に比べて障がい者の定着率は低いことが報告されています。特に初めて障がい者を受け入れた企業などでは、トラブルが発生するケースが多いようです。では、障がい者が一般企業で仕事をする上でどんなことが問題の原因になりやすいのでしょうか。ここでは、障がい者側でできる工夫についても見ていきます。
自分の状況をきちんと説明する
健常者が大半の一般企業では、障がいを持つ方の能力を最大限に引き出す術を持っていないケースがほとんどです。そのため、仕事を教えることや進め方が固定化され、融通が利かないことも往々にしてあります。健常者と同じやり方で仕事を教わってもなかなか理解できなかったり、その通りにできないケースもあるでしょう。そのような場合は、自分の障がいについてあらかじめ説明し、苦手なことやできないことをきちんと伝えましょう。それには、まず自分の意識を変えてみる努力が必要です。自分の意見をきちんと伝えることで、指示待ちではなく、協同して働くことができるようになるでしょう。
障がい者が健常者と一緒に仕事をするために必要なこと
障がいの有無に関係なく、人には個性や向き不向きがあります。仕事をするということはギブアンドテイク、つまりできないことを補い合う過程と考えると仕事に対して受け身になることなく、積極的に意見を言うことができるはずです。また、自分の能力を最大限に生かすため、自分の障がいについて説明するなど、コミュニケーションの仕方を工夫しましょう。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
障がい者が仕事を探す際はどういったポイントに気を配れば良いのでしょうか?
仕事探しを行う際、障がい者はどんなポイントを意識したら良いのでしょうか?世間には …
-
-
恋愛をするためには環境づくりから
障がい者は恋愛が難しいと言われることがありますが、世の中には障がいがあっても恋 …
-
-
障害者を雇用する際に利用したい助成金
障害者であっても「働きたい」と考える人は多く、彼らを雇用する企業が増えるように様 …
-
-
障がい者が恋愛を楽しむコツ
障がい者の中には、相手に迷惑を掛けるのではないかという不安から恋愛に対して積極的 …
-
-
支援を受けて仕事を始めよう!障がい者にとってのメリットは?
仕事をするのはつらいというイメージがあって就職活動を避けてきた人もいるでしょう。 …
-
-
仕事をする会社を見極めるには?障がい者にとって重要なポイント
障がい者が仕事をする会社を選ぶときには、自分にとって働きやすい環境があることが重 …
-
-
精神障害者は、自分の病気の専門書を読むことが大切
■自分の病気の専門書を読む うつ病や双極性障害などの精神障害者は、回復過程で自 …
-
-
自分の抱えるコンプレックス克服に役立つ情報はどこで集める?
発達障害にコンプレックスを抱える大人の男女が近年目立ってきました。世間的にも随分 …
-
-
障がい者が意見を言える場所
健常者のなかには、障がい者に対して誤った認識をしていたり、間違った解釈をしてい …
-
-
いざという時に慌てないための障がい者向けの防災対策
障がい者は健常者と比べ、被災時の危険度が高まりやすいです。過去に起こった東日本大 …
- PREV
- 視覚障害者のためのブラインドメイク
- NEXT
- 下肢に障害のある人が挑戦できるアイスホッケー