バリアフリーに積極的な企業が増えている理由とは
2022/01/15
国は2006年に障害者雇用促進法を施行したと同時に、バリアフリー新法も施行しました。これは障害者などが、円滑に移動できるようにするための法律です。社会的にバリアフリーが求められているため、これに応じた企業は社会的に評価される流れが生まれました。SDGsの考えが進んでいることもあって、バリアフリーに積極的な企業が増えているのです。それでは企業が行う具体的なバリアフリーについて、詳しく紹介していきましょう。
企業に求められる具体的なバリアフリーとは
特にエレベーターの設置はバリアフリーにおいては重要なポイントです。杖で歩く人や車いすの人が企業で働きやすくなるには、フロアの昇降は快適でなくてはなりません。もともとバリアフリーに関係なく、利便性のためにエレベーターが設置されている企業は少なくありませんでした。しかしバリアフリーの考え方の普及によって、階数の少ない建物であっても、エレベーターを設置しようという考えが生じやすくなったのは事実なのです。
バリアフリー推進で働きやすい環境に
エレベーターの設置を始め、多くの企業ではより一層のバリアフリー対応が積極的に進んでいます。バリアフリーには物理的なもの以外に、心理的なものも存在します。心の障壁を少なくしていく取り組みも大切ではありますが、まずはエレベーターの設置のような目に見えるバリアフリーから始めるのが大切です。目に見える部分も出来ていないと、やはり心理的な部分までは対応が進んでいきません。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
スケジュール管理が苦手な人は視覚的に確認できる方法を!
時間の流れがわからず人を待たせてしまったり、大切な約束を忘れてしまって信用を失 …
-
職場の環境や刺激を軽減する方法とは?
発達障害者の人の中には、生涯の特性として職場での人の声、視覚からの情報や触れる物 …
-
「障がい者の収入アップのポイント」を3つ紹介
障がい者にとって、収入アップは生活の安定や自立につながる重要な課題です。現実では …
-
楽しく働けるように工夫をしてみよう
障がいを持っていても、社会とかかわるため、生活していくために仕事をしていくことが …
-
障がい者は移動面でお得になることが多い
障がい者は、移動する際の費用が割引になることが多いです。移動は日常的なものだけで …
-
車椅子生活で感じる日常の不便さ
■電車を利用する時の車椅子ならではの苦労 私は20代の時に交通事故で下半身が麻 …
-
知的障がい者に対する世間の認知度
■電車やバスなどの交通機関を利用する際に感じること 私の息子は自閉症で、常に奇 …
-
障がい者をサポートする支援アプリ
障がい者にとって、サポートが必要になる場面は様々です。特に、視覚障がい者や聴覚障 …
-
障害者と健常者が一緒に働く時に心掛ける事
2018年4月、改正障害者雇用促進法が完全施行となり、企業での障害者の雇用が増え …
-
障がい者の学習に役立つアプリ
障がい者にとって、自分の障がいと向き合う事はとても大変です。言語障がいの場合、日 …