障がいを悲観してしまいそうになったら思い出したいこと
2020/12/22
障がいがあるということをしっかり受け止めていても、悲観的に考えてしまう時もありますよね。
しかし、そういった場合、障がいそのものに意識が向いていることは意外と少ないものです。
ここでは、障がいを悲観してしまう場合に、特に注意しておきたいことをお伝えします。
■他人の価値に囚われない
悲しいこと、嬉しいことと感じる基準は人によって異なります。
多くの人にとって辛く感じやすいこと、楽しいと感じられることというのは一定数あるかもしれません。
しかし、どれくらい好ましいか、嫌悪の対象なのかといった点は、人によって変わるものです。
そこに、障がいの有無は関係ありませんよね。他人と比べたり、他人の価値で物事を判断してしまうと、苦しくなってしまうだけです。
大切なのは、周りがどう思うかではなく、本人にとってどうなのかといった部分ではないでしょうか。
辛く感じる時は、他人の価値に囚われていないか、考えてみましょう。
■良いところを見つける
障がいがあると、良いところや出来ることよりも、他人と違うところや出来ないことに目を向けてしまいがちです。
しかし、誰にでも得手不得手はあります。出来ないことに意識が向いてしまうと、口から出て来る言葉もネガティブなものになってしまうので注意が必要です。
言葉をかけられるなら、否定されるよりも、肯定された方が嬉しいですよね。
良いところ、出来ることに目を向け、ポジティブな言葉を口にするようにしましょう。
■意識を向ける先を変えよう
調子の良い時もあれば、調子の悪い時もあるように、気分や考え方に波があるのは自然なことです。
したがって、障がいがあることを悲観してしまうこともあるでしょう。
しかし、そんな時は、他人の価値観に振り回されていたり、必要以上にネガティブな思考になっていたり、障がいそのものよりも他のことが原因となっていることも少なくありません。
まずは、自分自身に意識を戻すことが大切ですよ。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
音楽を有効活用してリラックス
■リラックスの重要性 うつ病や双極性障害になってしまったような人は、ストレスの …
-
-
支援を受けて仕事を始めよう!障がい者にとってのメリットは?
仕事をするのはつらいというイメージがあって就職活動を避けてきた人もいるでしょう。 …
-
-
暮らしの中にある些細なイライラと対処の方法について
他の人には何でもない事柄が、障がい者にとってはイライラが募る原因になるというケ …
-
-
世界で活躍する全盲のピアニスト、辻井伸行さん
ピアニストで作曲家の辻井伸行さん。彼は全盲という障がいを持っています。鍵盤や楽譜 …
-
-
大人になってわかる発達障害と子供の発達障害の違い
大人になってから、「会社で人間関係や仕事がうまくいかない。」「いろいろなストレス …
-
-
2019年千葉の障害者向けスポーツ大会等
千葉県では、2018年度に千葉県障害者スポーツ大会が開催されます。 この大会は障 …
-
-
補助犬は、障害を持つ人の大切なパートナー
補助犬とは、正式には身体障害者補助犬といい、盲導犬、聴導犬、介護犬の3種類があり …
-
-
障がい者の恋愛について
障がいを抱えていると、恋愛を避ける傾向があります。障がいがあることで相手に嫌われ …
-
-
介助犬と暮らすにはどうすればよい?貸与の条件について解説
障がい者の手助けをする介助犬。介助犬と一緒に利用できる施設は、公共交通機関や病院 …
-
-
精神疾患者は楽しみを持つことが大切
■精神疾患者の精神状態 精神疾患者の症状がひどい時の精神状態は、激しい落ち込み …
- PREV
- 明るく健康な生活を送るためのヒント
- NEXT
- 障がい者と周りの理解