些細なことで感じる健常者との考え方の違い

子供のころから発達障害を抱えていて、それでも自立支援のサービスや周囲の助けを借りながら何とか会社勤めもできていますし一人暮らしもできています。
そんな健常者とそこまで大きく変わらない生活をしているのですが、些細なことでも会社の人は私のことを「助けなければいけない存在」または「サポートが不可欠な存在」として見ている傾向があります。
もちろん何の助けもなしに生活できるとは思っていませんし、気が付いて助けてくれる同僚や上司の存在にはすごく感謝しています。
ただ私がしようと思っていたことや1人でやると決めていたことも先回りしてサポートしてくれたり、助けを求めていない場面でも色々助けてくれることには違和感を感じているんです。
確かに発達障害を抱えているので健常者の人と比較するとうまくできていない部分や、自分が気づいていないだけでサポートが必要となる部分はあるんだと思います。
ただ何でもかんでも助けてもらわないといけないというわけではありませんし、過剰に気遣ってもらうのも申し訳ない反面腫れもの扱いで好きではないんです。
しかもサポートを断ろうとすると「助けてあげようと思って」といつも言われるのですが、助けを求めていないのに障がい者というだけで何でも助けようとするのも違うんじゃないかとモヤモヤしています。
できれば助けを求めた時だけ助けてもらいたいですし、自分でできることは自分でやってみたいです。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
障がい者におすすめのデートスポットとは?
周りの目が気になる、他の人に迷惑をかけるといった理由で家に引きこもりがちな障がい …
-
-
働く障がい者が抱えている社会的課題とは何か
障がい者を雇う事は、障がい者本人だけでなく会社にとっても企業価値を上げたり、多様 …
-
-
補助犬は、障害を持つ人の大切なパートナー
補助犬とは、正式には身体障害者補助犬といい、盲導犬、聴導犬、介護犬の3種類があり …
-
-
「働く」という夢を叶えるには
対人関係が苦手だったり、物事に対して強いこだわりを持つ特徴があるのが発達障害で …
-
-
障がい者として生きる子供への接し方
発達障害を抱えている子供は、生涯にわたりその発達障害と生きていく必要があり、生活 …
-
-
障がい者が安心安全にイベントを楽しむ方法
■外出をためらう、家に引きこもりがちな障がい者の方をサポート 障がい者だからイ …
-
-
発達障害の方々は見えないハンディキャップを抱えています
発達障害を抱える方々は、日々色々なストレスを感じながら生活しています。いわゆる目 …
-
-
新しい仕事に慣れるためのポイント
障がいを抱える方が新しい仕事に挑戦する際には、慣れるまでに時間がかかることがあり …
-
-
路線バスに隠れたバリアフリー
北は北海道、南は沖縄と日本各地を走っている路線バス。その路線バスにも隠れたバリア …
-
-
健常者も持っているからこそ感じた体験談
私は子供のころから片方の耳が聞こえないという障がいを抱えているのですが、普段は健 …
- PREV
- 発達障がい者が落ち着ける海外グッズ、重い毛布
- NEXT
- 2019東北エリアの障害者向けイベント