発達障がい者が落ち着ける海外グッズ、重い毛布

発達障がいを抱えていると、少しの変化も敏感に感じ取り、不安感を覚えたりパニックを起こしてしまったりします。
また感覚の一部が過敏なことも多く、日頃からストレスが溜まりやすいです。そんな発達障がいを抱えた方の心を落ち着かせるものとして、アメリカでは「重い毛布」の開発が積極的に活用されています。
「重い毛布」とは、毛布の生地と生地の間に重りとなるものが均等に詰められたもの。肌に触れる面は肌触りが良い生地を使用しており、毛布を掛けている部分全体に重さが均等に伝わります。毛布の感触が肌に触れると、心を落ち着かせることができます。
すると感覚過敏や環境の変化によるストレスや不安感が軽減、リラックスすることができます。さらに毛布によってリラックスすることで、多動性も少なくなります。なので自閉症をはじめ、多動性・衝動性の強いADHDの方にもおすすめの品となります。
なお「重い毛布」を作っている会社は、アメリカに2社あります。その2社が「重い毛布」の開発を始めた理由は、発達障がいを持つ子どもでした。
発達障がいを持っている子どもの場合、感覚過敏などによりなかなか眠りにつけないことがあります。そこでより良い眠りを提供するために、通常より重い毛布を作ったのがきっかけなのです。家族を想って作られた毛布。
それが今アメリカ中の発達障がいを抱えた人を助けています。そしてこの「重い毛布」は、日本でも購入することが可能です。もし感覚過敏などでなかなか寝付けない、落ち着けない場合は試してみるのもいいかもしれません。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
アイスピック付き杖を持って冬道を安全に楽しく歩行しよう!
身体障害者の方、特に下肢不自由や身体バランスの障害、その他歩行に不安を抱えている …
-
-
これは素敵!ぜひ使いたい便利アイテム
日常生活を送るなかで、自分でできることの範囲を広げたいと考えている人もいるので …
-
-
部屋の机の片付けに役立つアイテムとは
机の上に置いていたはずのボールペンがどこかに行ってしまった、大事な書類を紛失した …
-
-
Honda、車いす仕様車を総合福祉展に出展へ
Hondaは総合福祉展「バリアフリー2015」に、4月下旬に発売予定の新型「ステ …
-
-
野外活動時に聴覚障がい者にあると便利なグッズはこれ!
聴覚障がい者の方は、補聴器や人工内耳を使っていることが多いです。野外で活動する場 …
-
-
視覚障がい者の方に便利「写真を翻訳」アプリ
「写真を翻訳」アプリは、あらゆる印刷されたソースからテキストを抽出します。ドキュ …
-
-
扱いやすさを考慮した最新の車椅子
車椅子は大別すると、介助する人が後方から操作する手押し型と、実際に車椅子に乗る障 …
-
-
視覚障害者用タイル
健常者の私達は気付いていない事が多いのですが、街の至る所には障害者が暮らしやすい …
-
-
記録支援系アイテム「NanaNote」
録音できるふせん紙アプリ「NanaNote」は、バージョン4.0を公開しました。 …
-
-
障害を持つ方のためのスマホアプリ
障害を持つ方の生活を補助する目的で作成されたスマホアプリも多数存在しています。ま …
- PREV
- 北海道の障害者向けスポーツイベント
- NEXT
- 些細なことで感じる健常者との考え方の違い