地域住民と交流する貴重な機会
2020/12/18

障がい者施設に入所や通所していると、その施設と自宅のみが生活圏となることも少なくありません。
施設周辺の人々と交流しておくことは、障がい者にとっても、周辺住民にとってもメリットがあります。
地域行事への積極的な参加が必要なのではないでしょうか。
■奉仕作業への参加
地域のイベントとして、住民が、障がい者施設を含め、住んでいる地区の草刈りを行うような奉仕作業があるのではないでしょうか。
障がい者施設と地域の間には、見えない壁が存在することがあります。
このような奉仕活動に参加することは、お互いにどのような人が生活しているのか知る機会になります。
例えば、災害が起きた際に、顔を知っていた方が助け合うことができますよね。
「顔見知り」というのは、有事の際に役に立ちますので、地域のイベントには積極的に参加したいものです。
■お祭りなどの娯楽イベントへの参加
各地域、夏祭りや新春会などのイベントを催すことがあるのではないでしょうか。
地元農家の方々が食事などの屋台を出店したり、地域の小中学生が出し物をしたりと、地域色の濃いイベントが多いです。
そのイベントに障がい者施設も参加することがよくあるのではないでしょうか。
ここでも地域の人たちとの交流が可能です。
また、子どもたちが障がいについて学ぶことができる貴重な機会になり得ますので、地域住民としても、参加を求めたいものなのです。
■交流と教育の場になる
地域における様々なイベントは、その地域に住む住民と交流する貴重な機会です。
お互いに顔だけでなく、どのような特徴があるのか知っておくことは、安心感にも繋がります。
また、障がいを知らない子どもたちの教育の場にもなります。
小さな交流を積み重ねていけると相互理解が深まるのではないでしょうか。
ナレバリコミュニティ
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