障がい者がイライラと上手に付き合うためには
2020/11/08
■イライラは不安から来ることも
イライラするのは、一見元気があるようですが、実は弱っていたり不安があったりといったことから起きている場合があります。
いつもに比べ、イライラしやすい自分に気がついたときには、何か不安なことを抱えていないか、考えてみましょう。
自分では気がつかなくても、心配なことやストレスや不安なことで心がいっぱいになっているのかもしれません。
考えてみても思い当たることがない場合は、周りの人に聞いてみてください。
原因が分かったら、取り除く作戦を立てることが必要です。
例えば、ストレスがかかり過ぎている場合は、優先順位の低いことや、やりたくないことは思い切ってやめてみると良いでしょう。
また、不安が大きいなら、自分自身に「大丈夫だよ」と言い聞かせてみるのもオススメです。
苦手なことや、心配なことがある場合は、手助けしてもらえるように相談してみるのも良いでしょう。
■生活習慣を見直してみましょう
疲れていたり、睡眠不足だったりすると、イライラすることが多くなってしまいます。
イライラしているなと感じたら、食事の栄養バランスを整える、夜は早く寝るなど生活リズムを整えましょう。
・生活リズムをととのえる(外部リンク)
www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics1_03.html
※農林水産省ホームページより
好きなものを食べているときは幸せを感じますが、あまりにも栄養バランスを無視した食生活を送っていると、逆に体調が悪くなってしまいます。
さらに、ストレス解消のつもりの夜ふかしが、かえってイライラの原因になっていることもあります。
■イライラは、自分の心からのサインかも?放置しないで上手に付き合いましょう
イライラすると、後で自分を責めてしまいがちですが、イライラは大切な心からのサインかもしれません。
いつもよりもイライラするときは、原因をよく考えて、ストレスの原因を取り除きましょう。
もしかしたら体調が悪いのかもしれません。
必要を感じたら、周りの人からのサポートもお願いするようにしましょう。
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