精神障害者は、自分の病気の専門書を読むことが大切
2020/11/01
■自分の病気の専門書を読む
うつ病や双極性障害などの精神障害者は、回復過程で自分の病気の本を読むと回復が早まる可能性があります。
自分の病気について理解することが大切なのです。
そうすることで、自分の気分の状態などの管理がしやすくなります。
特に、双極性障害の場合は、気分管理がとても大切です。
また、本には気分の変化の前に、体の痛みなど必ず身体症状が現れることも解説されています。
そのサインを知っておくことで、気分の変化を構えることができますし、自分の気分のコントロールも可能になります。
専門書の中には、演習形式で、ワークシートが含まれているものもあり、過去の病気に陥ったプロセスを整理できるものもあります。
過去に、なぜ自分が精神疾患に陥ってしまったのかを分析すると、再度同じ失敗を繰り返さないように対策できます。
■コラム法やアサーションの本もおすすめ
コラム法やアサーションに関する書籍を読むのもおすすめします。
これらを学ぶことで、上手な仕事の断り方や、人を不快にしないスピーチ手法を学べるため、職場でも家庭でも人との接し方が上手になります。
心理学の本を読んでみるのも良いかもしれません。
人の心の動きを論理的に理解することができるようになるので、人と接する時にストレスの緩和が可能です。
■専門書を読んで再発防止に役立てよう
精神障害者の人が、再発しないようにするためには、自分の病気を理解することが大切です。
病気に陥る前に、体に不調などのサインが出ることを学べて、自分の気分管理に役立ちます。
その他にも、アサーションや心理学の本を読むのもおすすめです。本で知識を身につけて、再発防止に努めましょう。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
ポジティブシンキングで障がいを乗り越える
障がいを持っていると、常識や人の感情がわからないことで生きづらさを感じる場合があ …
-
理想的な社会にするためには!障害者が光り輝く未来に向けて
障害者にとって住みやすい街をつくりあげることは、日本が発展していくためにも必要不 …
-
適応障害とは?仕事はどうしたら良い?
適応障害はストレスを感じるような特定の状況や場面が原因で、気分や行動に症状が出る …
-
障がい者が意見を言える場所
健常者のなかには、障がい者に対して誤った認識をしていたり、間違った解釈をしてい …
-
心の健康管理におすすめの娯楽とは?
いわゆる「大人の発達障害」を抱える方々は、仕事やプライベートの様々な場面で劣等感 …
-
自立するためには支援を受ける事が大切
障害者として生きていくためには、様々な困難があります。問題を解決するための方法と …
-
発達障害の専門家として活躍!吉濱ツトムさんの紹介
最近、発達障害という言葉を、聞きませんか?発達障害の人たちは、基本的に生きづらさ …
-
発話障害の私が気持ちを表現するのに便利だったアプリ
「失語症」というのは、一度覚えたはずの言葉や受け答えが中枢神経系の損傷によって理 …
-
障がい者は移動面でお得になることが多い
障がい者は、移動する際の費用が割引になることが多いです。移動は日常的なものだけで …
-
異常な気遣いは返って困る
■すべて手を差し伸べることを求めていない 障がい者に手を差し伸べる際に、心の片 …
- PREV
- 人工透析患者の腕まくり
- NEXT
- 強迫性障がいは損ばかりしているのか?