路線バスに隠れたバリアフリー
2021/11/11
北は北海道、南は沖縄と日本各地を走っている路線バス。その路線バスにも隠れたバリアフリーがあるということをご存じですか?近年徐々に増えつつある低床車と呼ばれるワンステップバス・ノンステップバス。車いすの方や高齢者などの方々が乗り降りしやすい車両で、2000年に施行された交通バリアフリー法によって、新車導入時は低床車にすることを義務付けた過去があります。その低床車に隠されたバリアフリーについてご紹介します。
車いすスペースの折りたたみ椅子の座面の下に設置された押しボタン
車いす利用者向けのバリアフリーとして、まず挙げられるのが折りたたみ椅子装備の車いすスペースです。実は、この車いすスペースの折りたたみ椅子の座面部分の下には、降車ボタンがあることをご存じですか?(設置がない事業者もあります。)この位置にあることで、車いす利用者が楽に降車の意思を運転手に伝えることができるのです。その外にも、事業者によってはこのボタンが押された際、運転席にある降車客知らせ灯の他に、車いす利用者の降車を知らせる知らせ灯が点灯する場合もあります。
まとめ
一般利用者にはわからない、こっそりと隠れたバリアフリーは実は意外とあります。先ほどの降車ボタンの例の他にも、手すりを目立つ色で塗装し、視覚的に判別しやすくするなど、近年導入されている路線バスには、意外と沢山のバリアフリーが隠れています。障がい者の方々が便利に乗れる路線バスが、今後もどんどん増えていくことが期待されています。
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