未来より現在に集中することが大切
2020/09/30
うつ病などの精神疾患者の気持ちは、未来に希望が持てないなどの症状が出ますが、それを克服するためのヒントについて紹介します。
■現在に集中することが大切
精神疾患者は、将来についてとても悲観的です。
しかし、考え方一つで改善の効果が見込めます。
具体的には現在に集中することが大切です。
ポジティブ指向や楽観的な思考ができないのがうつ病患者の特徴ですが、そんな時には森田療法がおすすめです。
・日本森田療法学会オフィシャルサイト(外部リンク)
www.jps-morita.jp/
この療法を使うことで、不安や絶望、後悔などの感情をうすらげる効果を期待できます。
■漠然とした目標を立てることが大切
うつ病にかかると、何もかもうまくいかないという悪循環により全世界を敵に回したような気分になるものです。
しかし、アメリカの研究では、うつ病患者の目標の立て方次第では、考え方が改善されると報告されています。
これまでの研究では、うつ病患者が未来をイメージする時に、過剰一体化をすることが知られていて、わずかな情報でネガティブ思考になってしまうことが知られてます。
その改善策としては、目標を細かく設定し、それを達成したい理由を細かく定めることが有効ということがわかり始めています。
この考え方により、うつ病患者の小さな目標を少しずつ改善できる手段が見つかり始めています。
■うつ病患者は小さな目標から克服する
うつ病患者については、漠然とした目標は負の連鎖を引き起こし症状を悪化させます。
そのため、小さな目標から達成する必要があるのです。
最近は、物事の過剰評価や目標の抽象化を改善することで、うつ病患者の負担を減らすことが報告されています。
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