海外なら、どこでも車椅子で移動できる
海外に、親と一緒に数年暮らしていました。
海外では、車椅子専用のレーンがどこにでもあります。階段の横には、必ず車椅子用のレーンやエレベーターがあり、障害者が利用できないということはありません。
レストランや映画館、バス、トイレでも車椅子専用座席が必ず設けられており、優先的にそれを利用することができます。さらに、バスの運転手さんやその他のスタッフも方も友好的で必ず手を貸してくれます。
すごく自然な感じで話しかけてももらえるのも、海外のほうが多かったと思います。日本でももちろん親切な方はいらっしゃいますが、海外よりもシャイな印象です。
それに、日本の場合、古い建物もまだまだ多く車椅子で入ることができるのは新しい建物だけ。公共のトイレなども、すべてが車椅子専用を設けているわけではないので、外出前に良く調べておかねばなりません。
それから、海外生活のほうが、私が外国人ということもあるのか、すごくフレンドリーな触れ合いができました。健常者のスポーツクラブやキャンプにも参加する機会があり、自分が障害者だということを忘れてしまうほどでした。
もう少し、日本も健常者と障害者の距離が近づくことができたらな…と海外生活を通じて感じました。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
グローバル化やIT化によって生まれた新しい仕事のスタイルとは
今日の日本社会はグローバル化やIT化の影響を受けて、目まぐるしいスピードで働き方 …
-
-
障がい者が働く場を提供する就労支援 ~障がい者の就労環境改善への期待~
軽度の障がい者であっても働ける場は限られており、行政機関や民間企業による積極的 …
-
-
知的障がい者に対する世間の認知度
■電車やバスなどの交通機関を利用する際に感じること 私の息子は自閉症で、常に奇 …
-
-
些細なことで感じる健常者との考え方の違い
子供のころから発達障害を抱えていて、それでも自立支援のサービスや周囲の助けを借り …
-
-
障がい者が恋愛するのは難しいが全然不可能ではない
障がい者も健常者と同じように恋愛をしたいと考えている人が多いです。しかし実際は中 …
-
-
障害者と健常者の友情
人生にとって友人との交流は、時として家族や恋人との関係以上に大切なものです。 …
-
-
ファッションに気を遣ってみると気分が変わる
障がいがあるとどうしても外出の機会も少なくなりがちで、ファッションに気が向かない …
-
-
障がい者の自立支援のためには何が重要なのか
■障がい者の自立支援の現状と今後の課題 障がい者が地域の中で自立した生活を送る …
-
-
障害者が前向きに生きるためにはどうすべきか
障害者だからといって悲観することはありません。障害者も健常者と同様、人間らしい生 …
-
-
害者手帳の種類って??
身体障害と知的障害の両方があると 障害者手帳はどのようになるのだろう??
- PREV
- 必見!障がい者のための運転便利グッズ
- NEXT
- 2019年に東京で行われる障害者イベント