ドーピングや偽装疑惑もある
障がい者のための国際的スポーツ大会であるパラリンピックは、誕生したころに比べて随分とメジャーな存在になりました。オリンピック閉幕後に同じ開催都市で引き続き行われるようになり、認知度も注目度も高まってきました。
主に身体に障がいを抱える人を中心に独特な競技が数多く行われ、マスコミも注目の選手などを取り上げるようになったことから、とても身近な存在になっています。
そんなパラリンピックですが、残念なことに、これまでいくつかの問題点も指摘されています。
まずオリンピック同様にドーピングについては、極めて厳格な検査が行われています。また障がいの種類によっては車椅子や義手義足などが使用されますが、これらの器具は使用する本人にぴったりとフィットするようオーダーメイドで作成され、また使用される素材も軽くて強度の高いものが採用されるなど、かなり高額なものになります。
結果として途上国の選手よりも先進国の選手のほうが有利になります。何よりも驚きだったのは、バスケットの試合において、選手の中に健常者を紛れ込ませて金メダルを獲得した国もあったということです。
もちろん発覚後にメダルを剥奪されていますが、大会がメジャーになるほど本来の理念から離れていってしまうこともあるというのが懸念されています。
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