コンビネーションに注目!障害者選手を支える方々
2021/06/22

4年に一度の障害者スポーツの祭典といえば、パラリンピック。自らを律し鍛えてきた選手たちの躍動や涙に、心を動かされる人も多いでしょう。ですが、この記事でスポットを当てるのは、選手ではなく彼らを支える人々。選手たちと二人三脚で最高のパフォーマンスを実現する役割です。今回は、陸上競技において視覚障害の選手を支える人々の一部をご紹介します。
跳躍種目の「ガイド」と「コーラー」
陸上競技の跳躍種目において、視覚障害の選手が伴えるのがこの2つです。「ガイド」は助走のスタート位置まで選手を誘導し、走る方向を伝える役割。「コーラー」は、試合の際に音響や声などで踏切位置などを伝える役割です。どちらも言葉や手拍子を使い選手にうまく伝えていくのですが、危険でない限り方法は自由。コンビネーションが見どころです。
レース種目の「ガイドランナー」
視覚障害の程度により、選手はレース種目で目の役割を果たす「ガイドランナー」と競技をすることができます。肘をつかむ、もしくはロープを使ってお互いをつなぎ、ガイドランナーは口頭で選手に指示をします。どのような指示や会話をしているのか、観戦しながら考えてみるのも面白いでしょう。
違った視点で、パラリンピックをもっと楽しもう
「ガイド」・「コーラー」・「ガイドランナー」は、選手を支えながらも共に戦う存在です。競技の順位や結果だけを追うのではなく、ぜひ彼らにも注目してパラリンピックを観戦してみてください。きっと選手との強い信頼関係や絆を感じることができるでしょう。さまざまな視点を持つと、よりパラリンピックの楽しさが広がります。
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