点字楽譜で楽器の演奏を楽しむことができる
視覚障害があるからといって、楽器の演奏をあきらめる必要はありません。点字楽譜を用いると、視覚に障害のある人でもピアノなどの楽器を楽しむことができますよ。点字楽譜は、その名の通り「点字で記述されている楽譜」です。
点字に訳された楽譜記号がメロディーに沿って並んでいて、それを指でなぞり、音を覚えて演奏していきます。楽譜記号は、50音同様にサイコロの6の目のような配列の6つの点が使われ、一つ一つの音はそれぞれの点の配置によって表現されます。サイコロの6つの目のうち、上の4つは音の高さや休符を表し、下の2つは音の長さを表しています。
点字楽譜を使いこなすには、記譜法の基本に慣れ親しむ必要があります。決まったルールがあるのは通常の楽譜も同じですが、指先だけを使って音を判別するためルールが多くなっています。たとえば、反復記号やペダル記号は音符の前におかれていて、和音記号やブレスは音符の後におかれています。
また、臨時記号であるフラットやシャープ、ナチュラルは音符の前となっています。点字では1オクターブしか示すことができないのですが、音列記号を前におくことでどのオクターブかがわかるようになっています。
スラーやタイ、音の強弱など演奏に欠かせない記号にもしっかり対応しているため、基本やルールさえマスターすれば通常の楽譜と変わりなく演奏することができます。
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