聴覚障害者とスムーズにコミュニケーションがとれるグッズはこれ!
2022/05/23
聴覚障がいのある方とコミュニケーションする場合に大切なのは、「言葉」=「伝えたいこと」が正しく伝わるということです。一つは、本人の言葉(伝えたいこと)が聞き手に伝わること。もう一つは、聞き手の言葉(伝えたいこと)が本人に伝わること。コミュニケーションは双方向で行われるものなので、どちらかが聞き間違えて勘違いをしてしまうと、お互いの思いが伝わりません。では、どんなグッズがあるとよいでしょうか。
用紙と筆記具
特別な物は必要ありません。ただ、健常者だと、常に「用紙と筆記具」を持ち歩いているとは限らないので、そのつもりで準備しておくと安心です。聴覚障がい者は、話す言葉がはっきりせず、正しく聞き取ってもらえないことがあります。ですが、紙に文字として書き込んで読んでもらえば、伝えたいことがきちんと伝わりやすくなります。筆談の補助的なグッズと考えるとよいでしょう。また、障がい者に正しく聞き取ってもらうためには、聞こえの良い側の耳の方から、ゆっくりはっきり話すよう心がけたいものです。
図鑑や絵本などの写真やイラスト
特に幼い聴覚障がい児の場合は文字が書けないこともありますが、図鑑や絵本などの写真やイラストを指差しすると伝わりやすくなります。
コミュニケーションは相手への思いやり
聴覚障がい者にとっては、補聴器や人工内耳があるからといって、健常者と同じように聞こえるわけではありません。聞き取りたい音声以外の音まで、機器が拾ってしまうからです。伝えたいことだけがきちんと伝わるようにするためには、目や口の動きを見たり見せたり、文字や写真、イラスト、ジェスチャーなどを使ったりして、「相手に伝えてあげたい」「分かってあげたい」という思いで接することが何より大切です。
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