通勤することが難しい障がい者にとって働く選択肢が増えた在宅勤務

コロナの影響により在宅勤務という働き方が企業の中でも当たり前になりつつあります。通勤することが難しい障がい者にとっては働きたくても会社まで通勤ラッシュなどで出勤することが難しかったり、企業側の理解がなかったりなどで選択肢が絞られていました。在宅勤務という働き方が一般的に受け入れられることで選択肢が増えたと言えます。
在宅勤務が一般的になったことで働く場所を選ぶ必要がない
公共の交通機関や自動車を利用することが難しい障がい者にとって通勤は負担となっていました。在宅勤務の普及で通勤せずに働くことが様々な企業で受け入れられています。今までは出勤することが当然と考えていた企業も自宅で作業できる環境づくりを行っているので、障がい者も受け入れやすい環境になったといえます。
オンラインでの打ち合わせができる
会議や打ちわせは対面でという常識がなくなりつつあります。障がい者にとっては打ち合わせ場所まで利用できる交通手段などを調べたりと準備が大変でした。オンラインは打ち合わせの場所などお客様にも気をつかわれずに簡単に打ち合わせができます。お客様もオンラインが当たり前になっているので受け入れやすくなっています。
働き方の変化は障がい者にとってプラス
企業で長い間当たり前となっている働き方はなかなか大きく変わることはありません。コロナの影響で強制的に働き方を大きく変更しなければならなかったことは、悪いことばかりではありません。一部の障がい者にとっては在宅勤務という働き方が社会に受け入れられ、一般的になり働ける選択肢も増えたためプラスになっています。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
障害者が一つの職場で長く働くための心得について
仕事は日々の暮らしの糧を得る他、社会性を保つ意味もあります。障害者も例外ではなく …
-
-
異常な気遣いは返って困る
■すべて手を差し伸べることを求めていない 障がい者に手を差し伸べる際に、心の片 …
-
-
障害者と健常者が一緒に働く時に心掛ける事
2018年4月、改正障害者雇用促進法が完全施行となり、企業での障害者の雇用が増え …
-
-
趣味を持つことで世界が広がる
障がいがあると、大変なことも多くなり、楽しみなどは考えにくくなってしまいます。し …
-
-
双極性障害の青年が日々感じる生きづらさ
■双極性障害を抱えながらの就労について 僕は双極性障害一型を患っている当事者で …
-
-
視覚障害があってもパソコンで情報収集ができる
視覚は、人間が外から取り入れる情報の大半を担っていると言われています。そのため、 …
-
-
ヘルパーとヘルパー事業所にとって
私たち、精神障害者は対応が難しく疲れる存在なのかと不安になった。 介護職の方々の …
-
-
無年金の障がい者を救済する特別障害給付金
障がい者の人が受取れる障害年金がありますが、保険料の納付要件が必要なため年金に …
-
-
アビリンピックその目標に向け日々の培われた技能は、障害者への理解と雇用を促進
障害があっても無くても、同等に社会を生きていくねらいであるノーマライゼーション。 …
-
-
障がい者が働くために必要なこと
障がい者が働くということは、簡単なことではありません。それでも、周囲の人が協力す …
- PREV
- パラスポーツの紹介と体験
- NEXT
- できないことを人に頼むことが、自立して働くということ