車いす利用者の暮らしには欠かせない多目的トイレにまつわる豆知識
2021/11/08
「商業施設やオフィスビルの多目的トイレに入ろうとしたら使用中で、ずっと待っていたら中から健常者が出て来た…」というのは、障がい者にとってあるあるの出来事です。通常のトイレが混雑していると多目的トイレに人が流れるため、本当に使いたい人が使えなくなるという事態が発生しています。この現状を改善するために、どのような対策が取られるようになったのでしょうか。
名称を変えたことで障がい者が利用しやすくなった
国土交通省の職員たちは「そもそもこの多目的トイレという名称がよくないんじゃないか」と考えました。「多目的」だと更衣室やメイクルームとしても使用できるようなイメージを与えてしまうからです。そして職員たちは、建造物に関するガイドラインの改定を実施しました。新しいガイドラインでは名称を「多目的トイレ」ではなく「バリアフリートイレ」に変更することを推奨しているのです。バリアフリートイレという名称に変わった施設を利用している障がい者からは「バリアフリートイレと表記されるようになったおかげで待ち時間が減少し、スームズに利用できるようになった」という喜びの声があがっています。
対象範囲の拡大が期待されている
多目的トイレにまつわる豆知識を紹介しましたが、このガイドラインの改定はあくまでも商業施設やオフィスビルなどの建造物を対象にしています。屋外の公衆トイレなどは、対象に含まれていないのです。今後は対象範囲がさらに広がり、トイレの待ち時間で障がい者がストレスを感じなくなるような暮らしになることを期待されています。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
暮らしのお金のことについても考えよう
生きていくうえで、障がいを持っていてもお金の管理は必要になります。障がいの状況に …
-
-
障がい者とその家族を支える場所
■家族会には、様々な種類のものがある 精神障がい者の家族の中には、日々の生活に …
-
-
障がいがあっても自分に合った働き方を探すには
目に見える障がいや、見た目には分かりにくい障がいを持った人は多くいます。 日 …
-
-
自立支援法の導入による障がい者の生活の変化と今後の展望
障がい者自立支援法の施行により、従来は障害別に定められていた福祉サービス等の一 …
-
-
わずかな脚力でも走れます「足こぎ車いす」 札幌にショールーム、全国初
わずかな足の力で動かせる「足こぎ車いす」の体験型ショールームが10日、札幌市東区 …
-
-
障がい者が楽しく過ごせるイベント
■障がいがあるけれど外出を楽しみたい 聴覚と言語に障がいを持っているために、外 …
-
-
五感をフルに使って楽しむスポット
視覚障害者の人にとって、視覚で楽しむことが難しい分、お出かけして楽しむスポットが …
-
-
【浦安】平成27年度障がい者週間記念イベント「障がいのある人もない人も!かがやくまち うらやす」
千葉県浦安にて12月3日から9日までは、「障害者週間」とされ、障がい者週間記念イ …
-
-
健康維持のためにできることを実践しよう
健康長寿という言葉を耳にすることが多い時代、障がいがあっても健康で長生きしたい …
-
-
【和歌山】車いすに乗ったまま、イルカと触れ合い
太地町立くじらの博物館ではイルカショーのステージに整備していたスロープが完成し、 …
- PREV
- 世界の障がい者が働く環境と日本との違い
- NEXT
- 障がい者におすすめのデートスポットとは?