車いすの天才物理学者 スティーブン・ホーキング博士の言葉
2020/08/07
ブラックホールの研究で有名な、イギリスが生んだ車いすの天才物理学者:スティーブン・ホーキング博士。
彼は、21歳の時に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症したとされている。
当時、余命2年の宣告。それでも、その後、55年間を生き抜き、この世を去りました。
若き日に宇宙の研究を開始し、ブラックホールの発生と消滅に関する理論(ホーキング放射)を発表、量子宇宙論という学問の分野を生み出すとともに、他者へのメッセージを伝える能力に長けたホーキング博士は、現在でも人々の心に印象を残す発言をいくつも残しています。
■ホーキング博士の言葉:自由な意思について
自らと同じような体の不自由さを持つ人、あるいは、環境に恵まれず悔やむ人々に対して、ホーキング博士は次のような言葉を残しています。
「全てが運命で決まっていて、何も変えることはできないと主張する人でさえ、道路を渡るときには左右を確認する」
※出展「”Black Holes and Baby Universes and Other Essays,” 1994」
きっとそれは、自分で何も変えることはできない、と思い込んでいるだけであり、実際のその人の行動を見ると、その時々に自分の判断でいろいろなことを選択して生活している、というものです。
自らの道は自らで選択して進む、そんなことは誰もがやっていること、と博士は教えてくれます。
■ホーキング博士の言葉:障がいについて
また、体の筋力が徐々に衰えていくという難病を抱えていた博士が、自らと同じ障がいを持つ人々に対して贈ったメッセージもあります。
「体に障がいを持つ人に対する私のアドバイスは、集中すればうまくやれるということ、そしてできないことを後悔しないこと。体だけではなく、精神にまで障がいをもたらしてはいけない」
※出展「The New York Times, 2011」
できないと決めつけることはない、うまくやれることも多くある、それでもできないことがあったら仕方がない。
できないことばかりを悪いことと考えてしまうことで、精神的に自らを苦しめることはない、そんなメッセージです。
■ホーキング博士の言葉:ユーモアについて
彼が最後まで忘れずに大切にしていたものが、ユーモアでした。
「ユーモアがない人生は悲劇」
※出展「The New York Times Magazine, 2004」
ホーキング博士の言葉は、物理学に対しても、人生に対しても、人に伝えたい、聞いてもらいたい、といった内容にあふれています。
その中に、生き方や考え方が「ふっ」と軽くなるような、ユーモアにあふれたヒントがたくさん詰まっていると感じます。
物事の見かた、考え方を、一度、ホーキング博士の言葉とともに、考えてみてはいかがでしょうか。
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