視覚障害者がランニングを始めたいと思ったら

視覚に障害がある人は、なかなか一人で運動することが難しい面があります。
道の全部に点字ブロックがあるわけではありませんし、地下鉄や電車も一人で乗れるようになるには訓練を重ね、さらに勇気も必要です。
障害はその人にとって弱い部分ではありますが、ほんの少しサポートがあれば、練習してマラソン大会に参加することも可能です。
走りたいと思ったら、どうしたら良いのでしょうか。
■日本ブラインドマラソン協会に相談してみよう
※日本ブラインドマラソン協会(※外部リンク)
jbma.or.jp/
世間的にもジョギングやマラソンをする人が増えていますが、視覚に障害がある人も自宅と働く職場の往復だけではなく、たまには走りたいと思っている人がいるのではないでしょうか。
視覚障害者にとって一人で走るには危険が多いです。
しかし、そばに伴走者がいて情報を与えてくれる人がいれば、安全に走ることができます。
ランニングがブームになって市民ランナーが増え、日本各地に視覚障害者とともにランニングやウォーキングを楽しむボランティア団体も増えています。
日本ブラインドマラソン協会のウェブサイトには、全国の団体の情報が掲載されています。
少し遠くても一番近い団体に相談してみると、伴奏者が見つかる可能性はあります。
■走ることに興味が出たらチャレンジしてみよう
人は、補い合って生きています。
伴走者は視覚障害者と共に同じ趣味を楽しみたいと思っている方が多いです。
一人で走るのとは違った魅力があり、二人で走ると苦しみは半減し、楽しみは倍になると話している伴走者の方もいます。
視覚障害のあるなしに関わらず、走ってみたいと思う気持ちは同じでしょう。
走りたいと思った時が始める絶好のタイミングですから、まずは相談してみましょう。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
自分の気持ちに正直に恋愛を楽しもう
憧れはあるものの自分には無理と、最初から恋愛することを諦めている障がい者は少なく …
-
-
障がい者が働きやすい環境で仕事をするためのポイント
障がい者が就職活動をする際には、自分の適性に合う仕事を選ぶことはもちろん、障がい …
-
-
盛んな動きを見せる車いすバスケットボール界の最新情報
東京パラリンピックの競技にも採用されていて、国内でもその注目が高まりつつある車い …
-
-
あなたもパラリンピック選手になれるかも? 「めざせパラリンピック2015」東京と大阪で開催
日本パラリンピック委員会では、2014年からパラリンピック出場選手を募集するイベ …
-
-
東京都足立区の障がい者向けスポーツ体験イベントの紹介
2020年、オリンピック・パラリンピックが日本で開催されます。 TVではパラリン …
-
-
障がい者が長く働いていくためにできること
健常者であれば何の問題も感じないことでも、障がい者にとっては大問題となることは多 …
-
-
人材紹介のプロと精神科医が答える 産業医と発達障害の人のキャリア&ライフBOOK
2015年7月3日(金)に株式会社弘文堂より『人材紹介のプロと精神科医が答える …
-
-
障がい者が仕事をする時に必要となるスキル
障がい者が自立して生活をしていくためには、仕事をして収入を得る事が必要です。そこ …
-
-
少しの心づかいでバリアフリーを実現する
障害者の暮らしやすさを実現するために、身近な生活環境における障壁の除去、いわゆる …
-
-
時間やスケジュール管理に役立つアイテムとは?
予定していた時間通りに作業を始められない、大事な仕事の予定を忘れてしまった、家族 …