職場の環境や刺激を軽減する方法とは?
2022/05/05
発達障害者の人の中には、生涯の特性として職場での人の声、視覚からの情報や触れる物への刺激が過敏でパニックになったり、その場にいることがいたたまれない事があります。自分だけの空間が用意された職場ならよいのですが、準備できない職場環境が多いと思います。そこで、職場で他の人と共有する空間を少しでも遮断して刺激を抑制できる方法をご紹介します。
情報源である刺激を遮断して抑制する
会社などいくつもの机と人が混在する空間で時間を過ごすこと自体がストレスになったり、刺激に過敏な発達障害者もいます。広い執務室の空間を区切る段ボールの衝立で空間を狭くして入る情報を少しでも遮断する方法です。これは、他の人の目を遮断できます。衝立でも構いませんが、置くスペースがないなどの職場の場合、障害者自身が視界を遮断できる色付きのメガネを利用することで、目からの刺激を少しでも遮断できます。また、人の声や音などにも過敏性のある障害者には、耳栓やヘッドフォンなどで遮断する方法もあります。その他、触感グッズで刺激軽減の服や靴下などの縫い目の無い物も市販されています。
障害の特性を周りの人に理解してもらう
職場では、障害者も同じ空間で業務をこなしています。しかしながら、発達障害の人はその特性から人とのコミュニケ―ションや刺激に対する過敏性も高く、様々な場面で配慮や援助が必要です。どんなことが苦手で配慮がいるのか、理解してもらうことが大切です。刺激に過敏な障害者の環境を整える上でご紹介した方法は有益ですが、それと同時に職場での研修を実施して、障害者理解を深めていくことも大切です。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
子ども対象の障がい者グループホームとは
障がいを抱えている子どもたちが、様々な支援を受けながら日常生活を送ることが出来る …
-
-
障がい者のコミュニケーション問題を解決できるアプリとは?
日常生活の中でコミュニケーションに関する問題を抱えている障がい者は多いのではない …
-
-
障がい者でも活躍できる仕事はたくさんある!どんな仕事が人気?
障がい者の中には、なかなか仕事が見つからず困っている人もいるかもしれません。仕事 …
-
-
自立に役立つ技術を学ぶ自立生活プログラム
施設や実家から離れて住み慣れた街で自立して生活したいと思っていても、いきなり一 …
-
-
世界の障がい者が働く環境と日本との違い
日本では、障がい者雇用促進法を施行後、企業で働く障がい者が増えてきました。障がい …
-
-
「やらないこと」を決めて自分への負担を軽減しませんか?
■「これをやらないといけない」に追われていませんか? 毎日を忙しく過ごしている …
-
-
不自由なく、使えるように意識してほしい
住宅のバリアフリー化が進んで久しくなりますが、せっかくの厚意が無駄になる場合も少 …
-
-
いじめについて
これから転校します。 新しい学校で不安な事が。。。。 やっぱり人間関係。 いじめ …
-
-
精神障害者は、自分の病気の専門書を読むことが大切
■自分の病気の専門書を読む うつ病や双極性障害などの精神障害者は、回復過程で自 …
-
-
タンデム自転車をもっと乗れるように
様々な障害を持つ人が、普通の人と同じように自転車に乗れるようにと作られたのが「タ …
- PREV
- 障害者雇用の問題点とは
- NEXT
- 職場定着を目指すための秘訣について