働くことで得られているものを再認識しよう
2022/02/20

障がい者が働くことは、以前よりも一般的になってきているかもしれません。それでも、情報があふれる現代では、周りと比較して、自分の仕事の意義を見失ったり、できることが限られると、やる気を失いがちになるケースも見受けられます。そのようなときには、自分が働くことで得られたこと、可能になったことを考え直してみるとよいでしょう。
働くことで得られるもの
学生時代は特に、障がい者と健常者が同じ場所で学ぶ経験は少ないかもしれません。ですので、社会人になって初めて、雇用者や同僚、取引先の方や顧客など、健常者と向き合うことになるという人が多いようです。自分と違う境遇で生活してきた人は、自分とは異なる考え方を持ち、優先していることも違います。世界が広がることは、自分の人生に大きな気付きを与えるものです。加えて、働くことは誰かを支えることにつながります。何かをしてもらうだけでなく、自分が誰かの役に立っていると考えると、自尊心を持つことができますし、仕事の対価をお給料としていただくと、自信になるはずです。
働くことは自分の世界を広げるのに役立つ
働く年齢に達するまでは、比較的狭い狭い世界で生活していたかもしれません。ですが、仕事をするようになって、職場で接する上司や同僚、取引先の方々を通して、自分の世界が広がることが、働く意義や喜びにつながっていくでしょう。何かをしてもらうだけでなく、誰かの役に立っていることも、自尊心を持つのに役立つはずです。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
世界の障がい者が働く環境と日本との違い
日本では、障がい者雇用促進法を施行後、企業で働く障がい者が増えてきました。障がい …
-
-
理解しようとすることで始まる障がい者へのサポート
障がい者に対するサポートは必要だと漠然と考えるのみではなく、具体的にどういった行 …
-
-
視覚障がい者でも遊べるボードゲーム
一般的なボードゲームは、イラストや文字が描かれたカードやパーツを使用して遊ぶもの …
-
-
障がい者の仕事の選び方は?見極め方のポイントを紹介!
SDGs(持続可能な開発目標)が定められて世界的な取り組みが進められるようになり …
-
-
ファッションに気を遣ってみると気分が変わる
障がいがあるとどうしても外出の機会も少なくなりがちで、ファッションに気が向かない …
-
-
仲間で情報を共有する大切さ
私が変形性股関節症の手術を受けたのは、たしか1989年だったと思います。 当時3 …
-
-
障がい者が安心安全にイベントを楽しむ方法
■外出をためらう、家に引きこもりがちな障がい者の方をサポート 障がい者だからイ …
-
-
通勤することが難しい障がい者にとって働く選択肢が増えた在宅勤務
コロナの影響により在宅勤務という働き方が企業の中でも当たり前になりつつあります。 …
-
-
障がい者が働きやすい環境で仕事をするためのポイント
障がい者が就職活動をする際には、自分の適性に合う仕事を選ぶことはもちろん、障がい …
-
-
新しい趣味を見つけるために
現実問題として障がい者のライフスタイルは、ハンディキャップに悩まされる場面の連続 …