障がい者の恋愛や結婚に大切なスタンス
2021/07/31
恋愛や結婚に興味があるのは、ごくごく自然な事です。ハンディキャップを抱えているからといって、むやみに恋愛に奥手になる必要はありません。結婚願望を持つ自分に嫌悪感や自責の念を持つ必要はなく、むしろ恋愛や異性への関心といった欲をポジティブなものとして解釈し直すスタンスが大事です。障がいと向き合いながら、恋愛や結婚への希望を満たす建設的な思考や行動を意識しましょう。
急がば回れの気持ちを大事に
障がいを抱えているからといって、恋愛を諦めたり結婚願望を自重する必要はありません。ただ現実問題として、ハンディキャップがあるため、いわゆる健常者である友達や兄妹姉妹のように、早々と異性と交際したり若い年齢で結婚しようという考えに至るのは難しい実情があります。いわゆる健常者と障がい者ではそもそも歩む人生の流れが違う、という点を前向きに解釈し、他人と自分の人生をむやみに比較しない姿勢を大事にしましょう。急がば回れという言葉がありますが、恋愛や結婚を楽しむためには目先の合コンや婚活イベントに参加するのではなく、まずは自分のQOL向上に取り組み、心身のコンディションを整えておく事です。
他人と比較せず、地道に将来の恋愛や結婚に向けて取り組む
障がいを抱えると現実問題として、いわゆる健常者のようなスピード結婚や活発な恋愛は難しいのが現状です。恋愛へのあこがれや結婚願望は健全な欲求なので捨てる必要はなく、むしろ大事なモチベーションとして解釈しましょう。一方で焦りや友達、兄弟姉妹との比較は禁物です。急がば回れの気持ちを大事にして、恋愛や結婚を楽しむためにも目の前のハンディキャップを克服し、QOLの向上に取り組みましょう。
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