障がいがあってもヒーローになれる考え方
2020/11/28

障がいがあると、どうしても物事を前向きに捉えられなかったり、自分は社会で活躍できないのではないかと思ってしまったりすることがあります。
でも、テレビをつけてみれば輝いて活躍している障がい者もたくさんいます。
また、社会を良くするために活動している障がい者も意外と多いです。
■障がいがあるからこそできること
障がいという言葉には、ネガティブなイメージが少なからず含まれています。
生きづらいと思われる方も多いでしょう。
自分ひとりが生きるだけでも精一杯なのに、誰かの役に立つなんて無理だと感じるかもしれません。
しかし、障がいがあるからこそ、周りが尊敬する人になれる可能性も秘めているのです。
障がいは、普通に生きている人たちには縁のないものですが、だからこそ世の中を独特な視点から見ることができるのではないでしょうか。
たとえば企業の障がい者枠で働くとき、周りの健常者が気づかなかったようなバリアフリーを提案してみるなど、みんなに優しい環境づくりをしていくための手伝いができるかもしれません。
また、メディアやインターネットを通して当事者の声を周りに伝えることもできるでしょう。
自分が尊敬する人を思い浮かべて、その姿に近づけるといいですね。
■いきなり大きなことはしなくていい
身近にいる人に笑顔を与え、周りの友人や家族が尊敬する人を目指してみることなら、きっと誰にでもできるはずです。
■知的障害者による職場改善提案事例(外部リンク)
www.ref.jeed.or.jp/14/14029.html
※独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構ホームページより
たとえ立派なことができなくても、周囲に少しだけ幸せをもたらす人になること、それがきっと障がい者自身の幸せにもつながるでしょう。
■少しでもポジティブになれるように
障がいがあるから何もできないと諦める必要はありません。
何をすればいいかわからない方もいると思いますが、そんなときは、まずは自分だからこそできることがどこかにないか探してみると良いでしょう。
そんな気楽な取り組みから始められるといいですね。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
障がい者が自分の心を守るためには?心の健康を保つ方法
障がいを抱えていると、様々な課題が生まれてきます。その課題にぶつかるたびに、心が …
-
-
少しの心づかいでバリアフリーを実現する
障害者の暮らしやすさを実現するために、身近な生活環境における障壁の除去、いわゆる …
-
-
点字ブロックの歴史と将来的な改善点
視覚障がいを持つ方々が安心して街中を歩けるように開発された、点字ブロックの歴史に …
-
-
養護学校ならではの先生あるある
養護学校では、一クラスの人数が少なくて、教師がたくさんいます。一般の学校だと、基 …
-
-
障がい者との適切なコミュニケーションの取り方
障がい者を社会人として迎え入れるにあたって、準備の仕方や心構えを知りたいと考えて …
-
-
段階を踏んで対策すれば恋愛は難しくない
■恋愛に踏み切れない悩みから解決していく 障がいがあるから恋愛は無理と考えてし …
-
-
考え方を少し変えることで楽しく暮らすことができる
他の人には何でもない些細なことが障がい者にとっては重大な問題になるケースは少な …
-
-
障がい者と音楽の関わりについて
積極的に音楽と関わる障がい者が増えています。 これから、日常生活で音楽を楽し …
-
-
障害者を家族に持って
我が家の三男は、左側頭葉萎縮による脳性右半身マヒ者です。 左の脳は詳しくはわかり …
-
-
適職を見つけることとパートナー探しが楽しい未来を実現するカギ
■障がい者の雇用に積極的な会社がある 障がい者だから稼ぐのは大変と思うかもしれ …