東京パラリンピックでも注目されているパラトライアスロンとは?

パラトライアスロンとは、健常者が行うトライアスロンと同様に水泳、自転車、ランニングを連続して行う競技です。
それぞれどのくらいの距離で競技を行うかというと、水泳は0.75km、自転車が20km、ランニングが5kmです。
総距離にすると25.75kmとなりますが、この距離はトライアスロンの半分の距離にあたります。障がいの種類によって、座位の姿勢で行うシッティング、立位の姿勢で行うスタンディング、視覚障がいの方のブラインドの3つに大きく分けられます。
シッティングに該当するのは、主に両足に障がいがある選手です。自転車ではハンドバイクを使用し、ランニングでは競技用車いすで競技を行います。スタンディングに該当するのは、四肢の切断や麻痺のある選手です。
スタンディングの選手は、義手や義足の着用が許され、ロードバイクの改造もOKになっています。ただしロードバイクの改造は安全を目的としたものになっているので、推進力を助けるような改造は認められていません。
視覚障害の方が該当するブラインドは、ガイドと呼ばれる伴走者が選手と行動を共にします。水泳とランニングではガイドロープによって繋がり、ガイドの声や気配を頼りに進む道を判断します。
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