精神障がい者が自立を目指す上で気をつけた方が良い事
2020/10/04
精神障がい者の自立には経済的な側面だけでなく特有の側面での自立が要求されます。
そしてそれが達成された時初めて自立が成り立つものだという事を説明します。
■服薬を自主的に行えるようになる事が自立への第一歩です
精神障がい者で投薬治療をされていない方は少ないはずです。
実家に住んでいる場合には家族が服薬の管理をしている事もあるでしょう。
しかし一人暮らしの場合服薬は全て自分が管理しなければなりません。
服薬を怠ると最悪の場合入院に至る可能性もあります。
なので今現在実家暮らしで且つ一人暮らしを考えている精神障がい者には自分の服薬の管理を家族に任せず自分で行うように気をつけて欲しいのです。
例えば一日朝と夜の二回の服薬だったら家族に服薬を促される前に自分で自主的に薬を飲むようにする事です。
それを継続すると自立した生活に近づくでしょう。
■安定した睡眠時間を毎日確保する事が自立した生活を維持させる上で大切です
精神障がい者にとって毎日の睡眠時間を確保出来ているかどうかは大きな問題です。
例えば精神疾患の一つである双極性障害の場合寝られていないと躁状態となっている危険性が高く、冷静な判断や行動が出来ない状態に入っています。
なので睡眠時間がとれているかどうかは精神障がい者が寛解状態にあるかどうかの基準の一つです。
故に最近よく寝られていないという場合にはかかりつけの医師と相談し睡眠薬を服用するようにした方が無難です。
反対に毎日安定して寝られているという精神障がい者は寛解状態に入っている可能性もあるので自立した行動を意識してもいいでしょう。
■服薬と睡眠時間の面から自立の可能性を考えてみました
精神障がい者は病気を悪化させないために日々の生活の中で気をつけるべき点は多いのですが、中でも服薬と睡眠時間は何にも増して意識していかなくてはならないと思います。
そしてその二つに意識を向けコントロール出来るようになる事が自立への道にも通じるはずです。
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