パラリンピックに向けた東京都のバリアフリーへの取り組みとは
2020年東京パラリンピックに向け、都内では選手だけでなく、応援しに来てくれる障害をもつ人たちに向けたバリアフリー整備が進められています。
例えば、宿泊施設向けの対策として、バリアフリー化をしようとしている施設においてその規模に応じた補助金を支給する制度を拡充しました。
具体的には、従来の制度では対象外であった、1千平方メートル以上の大規模な改修にも補助金を出す、1千平方メートル未満の改修の場合の補助率を引き上げるというといった内容です。
その他にも東京都では床面積千平方メートル以上の宿泊施設を新築・増改築する場合には全ての客室のバリアフリー化を義務付ける方針を発表し、2019年9月に条例として施工することを目指しています。
こうした対策を行う背景には、東京都に限らず全国的に宿泊施設におけるバリアフリー率の低さがあります。これを是正するため、東京都がまず手本を示す形でバリアフリー化に向けての取り組みを進めているという側面もあります。
他にも新宿駅や東京駅などの大規模な駅においては、エレベーターの増設や、車いすが入れるような大きさに改修するなどの整備を実現する方針を示しています。それに加え都内のタクシーの4分の1をUDタクシーにして、UDタクシーの普及を図る取り組みも行われています。
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