下肢に障害のある人が挑戦できるアイスホッケー
2022/03/09

脊髄損傷や切断などにより下肢に障害があっても、体力に自信があるという方は多いでしょう。下肢に障害のある人でも挑戦できる車いすバスケットボールがメディアでも最近よく取り上げられるようになりましたが、ウィンタースポーツでも同様に挑戦できる競技があります。今回は、下肢に障害があっても挑戦できるアイスレッジホッケーをご紹介していきます。
アイスレッジホッケーとは
アイスレッジホッケーは、1994年にノルウェーで開催されたパラリンピックリレハンメル大会から正式採用されたパラスポーツです。スウェーデンが発祥の地とされ、専用のスレッジという二枚刃のそりに乗って座った状態で行うアイスホッケーです。通常のアイスホッケーとは異なり、左右にそれぞれスティックを持ち、漕ぎながらプレーします。
車いすバスケット同様に激しいコンタクトを伴うため、「氷上の格闘技」とも言われており、キーパー含めて6人の組織的なプレーが魅力的です。性別や年齢、障害の有無に関係なく競技に誰でも参加ができ、女性による国際大会の参加も認められています。
アイスレッジホッケーの普及に期待
現在、アイスレッジホッケーは一般社団法人日本パラアイスホッケー協会を中心に競技の啓発・普及に努めています。1993年から日本での本格的な普及が始まったアイスレッジホッケーは比較的新しい競技であると言えます。現在、関西から北海道まで様々な地域でクラブチームが発足されており、選手を募集しています。少しでも気になった人は、ホームページをご覧になってみてはいかがでしょうか。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
前向きなパワーをくれるパラリンピック選手
パラリンピックに出場する選手たちは、ただスポーツを極める感動をくれるだけではあり …
-
-
白熱必死の視覚障害者柔道!
視覚に障害を持つ方のための柔道というのを想像できるでしょうか? 伴走者を伴うマラ …
-
-
自分に合ったパラスポーツを探す方法
障害の有無に関わらず様々なスポーツを楽しむことができるパラスポーツは、これまで …
-
-
KDDI、「聴覚障がい者用陸上スターターアプリ」の開発授業を実施
KDDIは、ろう学校の生徒に対して陸上スターターアプリの開発を行う授業を、9月1 …
-
-
【宣伝】DVD アイ・コンタクト
第21回デフリンピックに初出場を果たした“ろう者サッカー女子日本代表 全国各地か …
-
-
パラリンピックの支援
パラリンピックは4年に1度開かれる障碍者スポーツの祭典で、1960年から始まって …
-
-
ボッチャと車椅子バスケットボールを体験!
2015年10月10日(土)、11日(日)に車椅子バスケットボールやボッチャなど …
-
-
明るく健康な生活を送るためのヒント
障がいがあっても、生き生きとした健康的な生活を送りたいと考えている人も多いので …
-
-
パラリンピック情報が掲載されているお勧めサイトのご紹介
2020年の東京パラリンピックについての情報が気になるという人もいるのではないで …
-
-
障害ある子、スポーツやろう 20年視野に各地で動き:朝日新聞デジタル
2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、障害のある子のスポーツを促す動きが …
- PREV
- 障がい者が仕事を行う上でできること
- NEXT
- 障害者が安心してお風呂に入れる便利アイテム