バリアフリーの始まりを学ぼう
2022/02/26
バリアフリーは障がい者が暮らしていくために環境を整えたり、道具を揃えることです。例えば、家のバリアフリーならば階段に手すりを取り付けたり、段差をスロープにするといったことで障がい者は生活しやすくなります。そのバリアフリーという考え方は誰が始めたのでしょうか。今回は、バリアフリーの始まりについて解説します。
バリアフリーの歴史
バリアフリーをいつ誰が考えたのかというと、1974年に開催された国連障害者生活環境専門家会議が発端です。その会議で作成された「バリアフリーデザイン」という報告書がバリアフリーという言葉の始まりとされています。しかしながら、その報告書で使われるバリアフリーの意味は、考え方ではなく建築用語としてです。障がい者にとって物理的・精神的障がいを取り除くという現在の意味で使われるようになったのは、後になってからのことです。
バリアフリーは未だ不十分
バリアフリーという言葉が世の中で使われるようになって、かなりの年月が経過しています。しかし、未だに公共施設や道路でもバリアフリーになっていないところを見かけることがあるでしょう。バリアフリーの工事は簡単なことではないとはいえ、不便を強いられている障がい者は少なくありません。1日でも早く完全なバリアフリーを実現できることが望まれます。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
「障がい者の収入アップのポイント」を3つ紹介
障がい者にとって、収入アップは生活の安定や自立につながる重要な課題です。現実では …
-
-
ADHDを抱える障がい者が落ち着いて待つためには
ADHDを抱える障がい者の方々は、じっと一か所に座って待つことがあまり得意ではあ …
-
-
障がい者が職場に定着するために同僚ができること
障がいを持つ人は、職場に中々馴染めないということがあります。そのような場合には、 …
-
-
障がい者がチャレンジできる新しい職業と働き方
現実問題として障がい者の方々は、働く上で様々なハンデを持っており、いわゆる正社員 …
-
-
障害者と健常者の友情
人生にとって友人との交流は、時として家族や恋人との関係以上に大切なものです。 …
-
-
アビリンピックその目標に向け日々の培われた技能は、障害者への理解と雇用を促進
障害があっても無くても、同等に社会を生きていくねらいであるノーマライゼーション。 …
-
-
障がいを乗り越えて活躍している著名人
世の中には体に障がいを持ちながらもそれを現実として受け入れた上で特定の分野で活躍 …
-
-
仕事のスケジュール管理が苦手だったり、情報の整理が上手く出来ない時はどうしたら?
障がい者の方々が自分らしく個性を活かして、働くためにはどういったグッズがあると良 …
-
-
障がい者が悩みや不安を相談したいとき
■SNSを活用する 身近に相談できる人がいないというときには、各地で開設されて …
-
-
車椅子生活で感じる日常の不便さ
■電車を利用する時の車椅子ならではの苦労 私は20代の時に交通事故で下半身が麻 …