障がい者が快適な睡眠を取れる工夫とは
2022/02/23

睡眠は休息を取る時間であり、記憶の整理や成長をする時間でもあります。心身の健康を維持するためにも、十分な睡眠を取らなければいけません。しかし、障がいを持っていると不眠など、睡眠についての問題に悩まされることがあります。そこで、今回は睡眠の問題で悩む障がい者が快適に眠るための対処法を解説していきます。
睡眠ができる状態を作る
障がい者の睡眠に問題があるとき、原因の一つと考えられるのが覚醒と睡眠の切り替えが上手くいかないことです。覚醒状態から睡眠へと誘導するためには、昂ぶった神経を鎮めなければいけません。そのために試してみたいのが、心身をリラックスさせるリラクゼーションです。風呂やシャワーで体を温めることで、血行の促進によりリラクゼーション効果がもたらされます。あるいはヨガで良く行われる呼吸法というのも、昂ぶった神経を鎮めるのには最適です。オーディオ機器やスマートフォンを枕元に置いている人は、リラクゼーション音楽を聞きながら布団に入ると良いでしょう。
睡眠は人の手で誘導できる
睡眠の問題を抱える障がい者の方は、何をすればいいのかと戸惑う人も多いでしょう。例え障がいの特性やホルモンの影響によって眠れないとしても、手を尽くせば人の手で睡眠を誘導することはできます。その方法の一つである昂ぶった気持ちを鎮めるリラクゼーションは、誰でもできる簡単なことばかりです。できることはないと諦める前に、まずは試してみましょう。
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