ディアルスキーは障がいがあっても楽しめるスポーツ
2022/02/27
身体に障がいがあると外出やスポーツをする機会が減りがちです。ですが、本来スポーツは障がいの有る無しに関係なく誰でも楽しめるもので、身体面の健康維持や精神面のストレス解消、人と人との交流の幅を広げることに役立ち、人生をより豊かにしてくれるものです。ここではウィンタースポーツの1つ、ディアルスキーについてご紹介します。
ディアルスキーの概要
ディアルスキーは、障がいがあってもできるウィンタースポーツの1つです。座ったままで滑ることができるスキーで、背もたれがついた椅子の下部にスキー板が2本付いています。通常のスキーを履いたパイロットと呼ばれる人が後ろでディアルスキーを操作しながら滑ります。チェアスキーとの違いは障がいがある人が自分で操作するチェアスキーに対して、ディアルスキーはパイロットが操作する点です。
ディアルスキーの特長
ディアルスキーは障がいの程度が重くても楽しめるのが特長です。全介助が必要な人でもパイロットが一緒なので安全ですし、サスペンションが付いているのでリフトに乗ることもできます。よりスキーに近い感じで冬の冷たい空気と白銀を楽しめます。
ディアルスキーで冬を楽しもう
ディアルスキーの概要や特長について簡単にご紹介しました。身体に障がいがあると外出するのが億劫になりがちですが、ディアルスキーなら安全にスキーを楽しむことができます。パイロットはライセンスを取得しているので安心ですし、導入しているスキー場も増えています。スポーツは健康維持のためだけでなく、社会への参加という側面でも効果的です。チャレンジしてみたいスポーツを見つけて参加してみるのもよいでしょう。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
パラリンピックの選手村のバリアフリー設計
パラリンピックに参加する選手は、日常生活の妨げになりかねない何らかのハンディキャ …
-
-
2016年開催「第27回日本パラ陸上競技選手権大会」開催地決定!
来年2016年の「第27回日本パラ陸上競技選手権大会」が鳥取県・コカ・コーラ ウ …
-
-
障がい者乗馬に注目が集まっています
乗馬は、性別や年齢を問わないスポーツです。また、ハンディキャップの有る無しに関わ …
-
-
世界初の車椅子専用マリンリゾートがオープン!
■ゼログラヴィティ 2016年4月1日に鹿児島県奄美大島にオープンした世界初の車 …
-
-
パラスポーツにはどんな種目があるの?
パラリンピックをはじめとするパラスポーツの大会の様子を報道番組などで目にしたこ …
-
-
パラリンピックの歴史
今日「パラリンピック」として知られている障がい者の国際スポーツ大会は、1948年 …
-
-
パラリンピックの支援
パラリンピックは4年に1度開かれる障碍者スポーツの祭典で、1960年から始まって …
-
-
パラスポーツの見どころを紹介
近年多くの選手たちが活躍するパラスポーツには、たくさんの種類があります。その中で …
-
-
スポーツによって得られる障がい者のメリット
身体的な不利を理由にスポーツすることを諦めてしまっている障がい者も多くいます。ス …
-
-
障害があっても楽しめるスポーツとは
スポーツにあまり積極的になれないという障がい者は少なくありません。確かに何かしら …
- PREV
- バリアフリーの始まりを学ぼう
- NEXT
- 毎日の料理をサポートしてくれるアイテムとは