情報を集めて活用しましょう! ~障がいや介護に有効な情報収集~
■自分に有効な情報は、自分で見つけられる
病気やケガ、加齢により、体が思うように動かせなくなると、気持ちもげんなりしてしまい、行動範囲が小さくなってしまうことがあります。
不自由なく生活していたころと比べると、できないことも多くなってしまい、イライラが募ったり、活動的な気持ちになれない方もいるかと思います。
そんな時こそ、自分にあった情報を集めて、有効に活用することを考えてみてはいかがでしょうか。
パソコンやスマートフォンで検索すれば、情報はたくさん見つかります。
また、検索の仕方も、自分なりに工夫してみることで、より自分にあった情報を探し出すことができます。
見つけた情報を試してみよう、体験してみようと思うことで、再び行動範囲を広げていこうと前向きになり、以前には知らなかった世界に触れることもあります。
■今まで知らなかった、便利なものや役に立つことを知る機会にもなる
役所や施設の窓口で紙の情報を探すよりも、インターネットで検索を行う方が、より早く、自分にあった情報を得ることができます。
特に福祉や支援に関する情報は、一般的には知られていないものも、インターネットの世界ではしっかりと掲示されています。
国の機関である厚生労働省や皆さんの住まいのある地方公共団体から、皆さんの状況に合わせ、様々な支援を受けられることを知ることができます。
また、一般の方から、直接、中古の商品を販売してもらったり、譲り受けることができるインターネットのサービスも多数あり、情報を検索してお目当ての商品を見つけることも楽しみになってきます。
家から近い方とのやり取りであれば、配送の費用もかからず、手軽に欲しいものを手に入れることも可能です。
■情報をうまく活用して、生活をより良いものにしていきましょう
もちろん、問合せをしてみたら支援の対象外であった、とか、購入してみたら思っていた商品とは少し違っていた、ということも起こる可能性があります。
内容についてしっかり調べたり、聞き込みをしてみたり、事前に確認することも重要です。
ただ、この事前の確認も、経験を積むことでどんどん上達していきます。
インターネットで得られる情報を、自分なりにしっかり判断して、うまく活用できるようになると、ますます行動範囲が広がり、できることが増えていきます。
情報をうまく活用し、自分の世界を広げるとともに、自分の成長を感じながら生活することも、人生の楽しむ一つの方法ですよ。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
ADHDの障がい者が安心してカードを持つために
個人によってレベルに違いはありますが、ADHDの障がい者の方々は、落とし物や忘れ …
-
-
車椅子で東京・横浜観光
こんな記事を目にしました。 株式会社ヒューマンビークル(東京都品川区)が運営する …
-
-
障がい者が感じる不便さや困難さを共感できる社会に
健常者にとっては何でもないことも、障がい者にとっては非常に不便に感じることはと …
-
-
視覚障害者からのおねがい 「視覚障害者にとって差別ってどんなこと?」は全人類必読!
視覚障害者によって運営される、視覚障害者のための組織「日本盲人会連合」が差別事例 …
-
-
未来より現在に集中することが大切
うつ病などの精神疾患者の気持ちは、未来に希望が持てないなどの症状が出ますが、そ …
-
-
日本初 音声ガイド・字幕などを常時用意した ユニバーサルシアターが東京・北区に9月1日オープン!
バリアフリー映画鑑賞推進団体City Lights(以下 City Lights …
-
-
障害者手帳のお得な情報
障害者手帳は雇用の面だけでなく日常生活に役立ちます。公共サービスがお得に利用でき …
-
-
趣味は心と体を元気にさせる!障がい者の趣味の見つけ方について
■趣味を見つけるメリット 障がい者の方の中には、身体を動かすのがおっくうだった …
-
-
自閉症児の子育てで大切なこと
自閉症スペクトラムは発達障がいの総称です。1歳半検診で早くも可能性を指摘されるこ …
-
-
住みやすい街の特徴とは
健常者と障がい者、暮らしやすい街の条件は共通している部分は少なくありません。ただ …
- PREV
- 企業が取り組むバリアフリー
- NEXT
- 気持ちを落ち着かせるためにしていること