部分開館している明石市立図書館に行ってみました
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言に伴い休館していた兵庫県明石市の明石市立図書館が2020年の5月20日(水)から部分開館しています。実際に行ってみました。
入り口をはいってすぐの場所に消毒液が設置されていたので、まずは手と指を消毒します。とても広い図書館ですが、消毒液の設置個所が1か所だけというのは少し足りないのではと思いました。
普段は本の貸出と返却は奥にある同じカウンターで行っていますが、今回は返却カウンターが入り口を少し入った別の場所に設置されていました。ソーシャルディスタンスを保つことが目的だと思われます。
列に並ぶためにもソーシャルディスタンスを保つための張り紙が貼られていました。
換気は空調で行っていました。図書館は商業施設の4階にあるため、安全のために窓が開けられないようになっているのだと思います。人が少なかったので、普段は気にならない空調の音が大きく聞こえました。
スタッフの方は確認できただけでも10名前後でした。広い図書館なので、普段はもう少しいらっしゃると思いますが、部分開館ということもあり少なめな印象です。カウンターの受付の他に、ルートが目的によって決められているのでスタッフの方がルートの案内もなさっていました。
館内のお手洗いは普段と同じく利用することができました。ただ、多くの場所と同じく手を乾かすハンドドライヤーは利用ができませんでした。
検索機と自動貸し出し機は利用が可能でした。接触を避けるために自動貸し出し機を使える方には使っていただいく目的があると思われます。
スタッフの方によると滞在時間の目安は30分程だそうです。目的の本を借りたらすぐに出ることを心がけるようにしたいと思います。閲覧席も椅子がなく学習室も閉まっていました。
行ってみた感想は「普段より静かで広く感じた」ということです。明石市立図書館は広くて大きいですが、多くの人が訪れる図書館なのでコロナ発生の前は賑わい、話し声が聞こえて広さもさほど気になりませんでした。まだ全てのシステムが使えるわけではありませんが、貸出と返却ができるだけでも利用する立場としてはとても助かります。コロナが終息すれば、社会は新しい生活様式に変わると思いますし、新しい生活様式に適応しなければならないのは図書館も例外ではないでしょう。新しい生活様式でなおかつゆっくり滞在できる図書館のスタイルが確立されればよいなと思います。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
障がい者にとって有益なお得情報をお届けします
心身に不自由な部分がある障がい者のなかには、外出することが難しいと悩んでいる人も …
-
-
ヘルプマークを知ってほしい
バッグにつける白い十字の赤いキーホルダー「ヘルプマーク」の普及はなかなか進んで …
-
-
イルミネーションスポットを訪れてクリスマスを楽しもう!
クリスマスをはじめとする季節の行事は、障がいの有無に関わらず、めいっぱい楽しみた …
-
-
楽しく生きていくためにラッキーなことを見つける方法
■考え方を少しだけ変えてみましょう 障がい者は健常者に比べるとどうしてもできな …
-
-
パラリンアートで夢をかなえよう
■障がい者アーティストが活躍できる場所をみつけよう 障がい者の支援と言えば福祉 …
-
-
障がい者が社会に出る際に身につけておきたいこと
残念なことに、障がい者の方が学校を卒業して仕事につくと、様々な場面でギャップを感 …
-
-
光を失っても使えるタブレット
■タブレットを使えるようになって人生が豊かになった 交通事故で目に障がいを負っ …
-
-
女性はなぜ算数や数学が苦手?
一般的に、女性は算数や数学が苦手と言われています。ある調査でも小中学生の男女別の …
-
-
万が一障害を持ってしまったら、落ち着いて行動しましょう
日々健康に何の障害もなく生活していきたいものですが、ある日突然の事故や病気などで …
-
-
障害者と健常者が一緒に楽しめるパラスポーツ
■パラスポーツに挑戦してみましょう パラリンピックで注目を集めているパラスポー …
- PREV
- 青と緑に元気をもらう
- NEXT
- 障がい者の恋愛事情