仲間で情報を共有する大切さ
私が変形性股関節症の手術を受けたのは、たしか1989年だったと思います。
当時31歳で入院患者のなかでは若く、高齢者が多い病棟内でも目立つ存在でした。また、同じ年代の女性3人と話が合うことが多く、行動を共にしたことも思い出します。
看護師さん(女性)からは、私たち3人を対象に、退院後の生活の心得についての話がありました。デリケートな内容だけに話しにくかったと思いますが、避けて通ることができない大切な課題でした。
退院後は、地元の障がい者グループと接する機会が多く、いろいろな障がいと闘っている人と親しくなっていきます。お互いを理解するためには、どのような点で不便な思いをしているか知る必要がありました。そのため、かなりプライベートな部分まで聞き出す結果となります。
食事方法はもちろんですが、排泄方法はもっと大切なテーマです。手すりなど、バリアフリー設備が整っている施設(病院など)でも、わずか数センチずれるだけで使いにくいといった、現場の声を聞くこともできました。
障がい者を対象とした制度を知ることも大事です。私は、毎年4月になると軽自動車税の減免申請を行なっていますが、その制度を知ったのは障がい者仲間からの情報提供でした。まだ、インターネットが普及していなかった時代にあって、仲間で情報を共有できたことが大きな財産です。
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