【奄美大島】マリンスポーツを楽しむための徹底したバリアフリー施設
◆一人の熱い想いから実現したプロジェクト
車椅子の方専用の全く新しいリゾート施設「ゼログラヴィティ」が奄美大島に誕生しました。ゼログラヴィティ代表の鳥畑純一氏のルーツは奄美大島。初めてダイビングをした時に感動した無重力-ゼログラヴィティ-の世界を、車椅子の方々にもぜひ味わって欲しいという熱い想いから、このリゾートは25年の構想を経て誕生しました。奄美大島の大自然が感じられる素晴らしい環境に誕生した世界初のリゾートです。
◆マリンスポーツを楽しむための徹底したバリアフリー施設
車椅子の方が介添人なしで来られるよう、施設はすべてバリアフリーで作られています。そして、いままで障害のために泳ぐことの出来なかった人のために、ダイビングが出来る専用の設備と専用の船を作りました。幅5.6メートル、長さ13.4メートルのカタマランボートには、水中エレベーターを備えています。車椅子に乗ったまま、水中へ降下・上昇することができ、海の楽しさを存分に味わっていただける専用船を用意しています。船内には、エレベータの他エントリー用スロープ、車椅子専用のトイレとシャワーが設置されています。ダイビングの他、シュノーケリング、シーカヤックなど全部で8種類のマリンレジャーを車椅子で楽しんでいただけます。
◆一年中楽しめるオールインクルーシブリゾート
宿泊施設は全部で4部屋。各部屋にバリアフリーのトイレとシャワーが設置されています。リゾート内には車椅子専用のプールもあります。プールにはスロープが設置され、車椅子のままデッキからプールに入ることが出来ます。温水ヒーターやLED照明があり、一年を通じてシュノーケリングやダイビングの練習が行えます。
◆車椅子の方の訪日旅行モデル事業に
2015 年の訪日外国人観光客数は1973万人を記録。政府は2020年に3000万人の目標を掲げています。世界中のお客様を「真の日本のおもてなし」でお迎えするため、ゼログラヴィティは車椅子の方々に日本の素晴らしい自然環境と施設をご用意しました。関係省庁、在日大使館などとも協力し、車椅子の方の訪日旅行モデル事業を目指します。
【リゾート所在地】
鹿児島県大島郡瀬戸内町清水122
ゼログラヴィティ清水ヴィラ
zerogravity.jp/
記事詳細:共同通信 PRワイヤー
prw.kyodonews.jp/opn/release/201602258290/
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