日本初のパラリンピック「夏冬金メダリスト」車いす陸上 土田和歌子選手

土田選手=八千代工業=は1998年の長野冬季パラリンピックで「アイススレッジ」のスピードレース2種目で金メダルを獲得。夏季種目の車いす陸上に転向後の2004年アテネ・パラリンピック5000メートルで金メダルを獲得して、日本初のパラリンピック「夏冬金メダリスト」に輝いた。
記事では土田選手が疾走する動画と共にアスリートとしてのパワーを維持する秘訣(ひけつ)や、競技を取り巻く環境について紹介されています。
土田さん もちろん腕の力は大切ですが、道具を使って走るので、体の柔軟性なども鍛えながら、車いすをいかに自在に操作できるかが重要になります。昔は「乗って走ることだけがトレーニング」だった時代もありましたが、障害者スポーツに限らず、いろいろなスポーツで体の鍛え方が見直されています。その流れはパラリンピックの種目でも同じだと思いますよ。
ただ、健常者のスポーツとの大きな違いは、それぞれの選手の障害に個人差があるということです。使える筋力などの「残存機能」は選手によって、さまざまです。車いす陸上は障害の程度に応じてクラス分けされていますが、損傷した部位が一緒であっても、自由に動かせる部分はそれぞれ違います。まずベストの力が発揮できる体の使い方をマスターすることが大切です。そのあたりは本当に奥深いと思いますよ。
記事詳細はこちら
毎日新聞:動画で迫る:車いす陸上・土田和歌子選手「メダルを取ることが成長への自信に」mainichi.jp/sports/news/20150707mog00m050012000c.html
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
健康維持のためにできることを実践しよう
健康長寿という言葉を耳にすることが多い時代、障がいがあっても健康で長生きしたい …
-
-
多種多様な障害者向けスポーツイベントで視野を広げよう
障害者向けスポーツは大きく分けて二種類のタイプに分かれています。まず競技スポーツ …
-
-
【2020年五輪へ、新・東京物語】中2で「全盲」若杉救った、ゴールボールとの出会い
視覚障害者が行うゴールボールという競技を知っていますか? 2012年ロンドン・ …
-
-
11月29日(日曜)開催 パラリンピアン(陸上・走り幅跳び)佐藤真海さんトークショー
東京オリンピック・パラリンピック招致委員会のIOC(国際オリンピック委員会)最終 …
-
-
筑波技術大学でスポーツ教室開催 障がいの種類は問いません
筑波技術大学では、7月4日(土)に障がい者スポーツ教室を開催します。時間は午前1 …
-
-
障がい者が楽しめるスポーツとは?
スポーツをする習慣は、障がい者が健康で生き生きとした暮らしをしたいという思いを支 …
-
-
知的障がい者サッカー日本代表、西氏が新監督に就任
日本知的障がい者サッカー連盟は、W杯2018年ロシア大会(正式名称:INASサ …
-
-
パラリンピックの支援
パラリンピックは4年に1度開かれる障碍者スポーツの祭典で、1960年から始まって …
-
-
パラスポーツを楽しめるクラブや団体はネットで探せる
オリンピックが終わった後は、パラリンピックで多くの感動が生まれます。テレビや新聞 …
-
-
男子マラソンに出場する日本選手の努力
パラリンピックに出場する選手は、自分に残された機能を最大限に生かそうと、努力を重 …