車椅子利用者が手助けして欲しい時に気を付けることとは
2020/07/23

日常的に車椅子を使っていても、ふとした時に周囲の手助けが必要になることはよくあることです。
ですが、車椅子の経験がない人にとってはどのような手助けが必要なのか分からず、素通りされてしまうことも少なくありません。
沢山の人が集まるイベント会場ではなおさらのことです。
そんな時、車椅子利用者はどのような点に気を付けるべきでしょうか。
■まずは明確な意思表示をしましょう
まずは何より「手助けが必要だ」と周囲に明確に意思表示をすることが大切です。
どんなに周囲の人が手助けをしたくても、本人が言わない限りなかなか手助けを名乗り出ることは難しいのが人間の心理です。
近くの手が空いていそうな人に正直に自分の状況を説明し、手助けをお願いしましょう。
■手伝ってほしいことや手順をちゃんと説明しましょう
イベント会場などで手助けが必要な時に大切なのは、「手伝ってほしい物事や手順を明確に伝える」ことです。
車椅子を利用したことがない人にとって何に困っているかを判断することは簡単ではありません。
例えば、車椅子の正しい使い方に関しても例外ではありません。
そのため、してほしい事やその手順を明確に伝えることが重要です。
■2つのポイントを押さえて周囲に手助けを求めましょう
イベント会場などたくさんの人がいる場所では、車椅子の使い方や不便なところを理解している人が少ない可能性が高いです。
一見パッと見ただけでは何に困っているのか、何をしてほしいのか分かりにくいからこそ、車椅子の利用者側が周囲の人に対してしっかり意思表示をすることと手伝ってほしいことを明確に伝えることがポイントになります。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
障害者を雇用する際に利用したい助成金
障害者であっても「働きたい」と考える人は多く、彼らを雇用する企業が増えるように様 …
-
-
障害者にも着脱しやすい服を紹介する「あみ☆スタ フェスタ」
障害者も楽しめるおしゃれを提案するファッションショー「あみ☆スタ フェスタ」が7 …
-
-
新しいお仕事の分野を切り開き活躍するクリエーター
多様化が進んだ現代社会では、人気の職業もまた多様性を持ち始めています。イノベーシ …
-
-
障がい者のための恋愛のススメ
自分には障がいがあるから恋愛は出来ない、恋人を作るのは難しいと思っていませんか。 …
-
-
大好きなスポーツに取り組める喜び
■スポーツに対する憧れ 聴覚に障がいがあるために、スポーツに対して積極的な気持 …
-
-
アビリンピックその目標に向け日々の培われた技能は、障害者への理解と雇用を促進
障害があっても無くても、同等に社会を生きていくねらいであるノーマライゼーション。 …
-
-
仕事がなかなか長続きしない!職場定着の秘訣はある?
せっかく仕事が見つかったのに、なかなか長続きしないと悩む障がい者の方もいるのでは …
-
-
ADHDの方々は得意と不得意がクッキリ分かれています
注意欠如・多動症(ADHD)とは、不注意、多動性、衝動性といった症状が見られる障 …
-
-
神奈川県でもヘルプマークの導入が決定
東京都は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方 …
-
-
働く際の心構え
誰しも、仕事には様々な悩みや不安を抱えるものです。特に障がいを抱える人は、多くの …