水陸両用車椅子
美しいビーチが数ある海外のとある国では、日本ではあまり見かけない珍しい車椅子を見かけることがあります。
それは砂浜でも埋もれることのない大きなタイヤのついた車椅子。歩くことや泳ぐことのできない人々にもビーチの楽しさを味わってもらおうと開発された特殊な車椅子です。
シート部分は通常の車椅子とさほど変わりありませんが、タイヤの太さは通常の数倍あり、見るからに頑丈な造りをしています。
この極太のタイヤは耐水性にも優れており、浅瀬であれば水に浸かっても問題はありません。
完全に水に浸かりたいという人向けには、両脇にアームレストを兼ねたフロート(浮き輪)がついた水陸両用車椅子というものもあります。
文字通り海にそのまま入っていくことができ、車椅子ごと浮きながら水遊びを楽しむことができるのです。
フレーム部分にはサビに強いアルミ素材を、シート部分には通気性や耐水性に優れた生地を使用することで水陸両用を実現させています。
これらの車椅子は、特殊だからといって持ち運びが大変ということもありません。簡単に分解ができ、乗用車で運ぶことも可能です。
日本でもこのような車椅子を取り扱っている企業はあり、レンタルも可能です。天気のよい日に1日レンタルをして海辺で過ごすというのも良いかもしれませんね。
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