障がいがハンデにならないスポーツ競技
体を自由に動かすことができない障がい者にとってスポーツを楽しむのは困難なイメージがありました。既存のスポーツのルールやシステムを変えて障がい者でもプレイできるようにするなどの工夫が施されることもありますが、脳性マヒや重度の運動障害を持つ障がい者はプレイできない問題がありました。
そのような中で考案されたボッチャは自力での移動が困難な障がい者でも楽しめるスポーツとして普及し、パラリンピックの正式種目にもなっています。ボッチャはジャックボールと呼ばれる白いボールに向けて赤と青のボールを六つずつ投げ合い、その距離の近さを競うスポーツです。
個人かペア、三人一組でそれぞれの相手と対戦する形式で、性別による区別が無いのが特徴になっています。
ボッチャはプレイヤーが自力でボールを投げるのが困難であってもランプと呼ばれる競技用の補助具を使用することができます。また、より重度の障害を持っていても自身の意思を介助者に伝達できれば一定の制限内の補助を受けてのプレイが可能です。
ボッチャはプレイスタイルが似ていることから床の上のカーリングとも呼ばれています。単に自分のボールをジャックボールに近づけるだけではなく、相手側のボールを弾いたり妨害するなどの駆け引きが要求される、奥の深いスポーツです。
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